相変わらずの宣伝ですみません。来週11月5日(木)いよいよ発売なので……
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『「ツイッター」でビジネスが変わる!』ですが、発売前から増刷が決定しました!ご予約いただいた皆さま、ありがとうございます!ウチのクマやウサギたちも大喜びですー。
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というわけで昨夜はスバツイ2に参加(ハッシュタグは #subatwi )。スバツイ1もかなりアングラ感満載だったのですが、2nd GIG はさらにハードコアになっていました。会場は大盛り上がりで、なんと一時的に「#subatwi」が Twitter の Trending Topics 入り!慌ててスクリーンショットを取り忘れてしまったのですが、"Michael Jackson"や"This is it"、"Halloween"などという強敵を差し置き、一時的に5位ぐらいに浮上していました。
で、冒頭の津田さんの発言。なんと、スバツイは日本Twitter界のウッドストックだったのですね!どうりで会場にロック感が溢れているわけだ!
という冗談はさておき、「スバツイ」はこのタイミングだからこそ開催できたイベントなのかもしれません。善し悪しは別にして、これから日本でも Twitter 人口が増えてくると、文化というか雰囲気も変わってくるでしょうし。この発言を受けて、主催者のひとりであるあきみちさんもこう仰っています:
個人的にはあと1回ぐらいやってくれても嬉しいような……。しかしある意味で、スバツイは Twitter が持つ「人をつなげる力」を確認させてくれたわけですし。仮にスバツイがこれで最後だとしても、これから無数の面白いイベントが生まれてくるのだろうなーという期待を感じた次第です。
投稿情報: 07:02 カテゴリー: Twitter | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
そんなウソのような本当の話。米国で「10個の赤い風船を見つけると、$40,000もらえる」という企画が登場しました:
■ DARPA challenge -- find 10 red balloons, win $40,000 (Boing Boing)
4万ドルということで、現在では実質360万円程度の賞金になりますが、注目すべきはそこではありませんね。タイトルに登場する不気味な"DARPA"の文字。そう、実は米国防高等研究計画局(DARPA)が打ち出した企画です。だとすれば当然、一筋縄ではいかないわけで……
To mark the 40th anniversary of the Internet, DARPA has announced the DARPA Network Challenge, a competition that will explore the role the Internet and social networking plays in the timely communication, wide area team-building and urgent mobilization required to solve broad scope, time-critical problems. The challenge is to be the first to submit the locations of ten moored, 8 foot, red weather balloons located at ten fixed locations in the continental United States. Balloons will be in readily accessible locations and visible from nearby roadways.
The first person to identify the location of all the balloons will win a $40,000 cash prize. The balloons will be positioned on December 5, 2009.
インターネット誕生40周年を記念して、DARPAは「DARPAネットワークチャレンジ」の実施を発表しました。この勝負は、限られた時間の中で広範囲におよぶ問題を解決する際に必要となる、適時なコミュニケーション・遠隔地におけるチーム形成・緊急的な動員の3点において、インターネットおよびソーシャルネットワークが果たす役割を探るものとなるでしょう。米国(大陸部)内のどこかにある、8フィートの赤い風船(係留されています)10個を最初に見つけた人物が勝者です。風船は近づくことが可能な場所に置かれ、さらに近くの道路から目視することができます。
10個全ての風船の場所を特定した最初の人物には、賞金として、現金で$40,000が与えられます。風船が設置されるのは2009年12月5日です。
とのこと。我こそはと思う方、チャレンジしてみては?ちなみにこの「チャレンジ」の公式ページがこちら:
しかし「ネットとソーシャルネットワークの力を駆使する」的なところが指摘されている以上、当然ながら何人かの人々と協力して探すということになるのでしょうね。その一方で、例えば掲示板や Twitter 等で「みなで情報を集めましょう!」的なことをしてしまうと、フリーライダーが現れるか一人ひとりの取り分が極端に少なくなるという事態になるでしょうし。うーん、どういう戦略で臨むのがベストなんだろ。
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投稿情報: 23:55 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
いやもう分かってるから……などと言わないで。いよいよ来週、『「ツイッター」でビジネスが変わる!』が発売されます。昨日現物を送っていただいたのですが、表紙の"Twitter Power"という文字が銀のエンボス加工になっていて豪華絢爛!お部屋のインテリアとしても最適です☆
……などという冗談はさておき、米国では Twitter の(特にビジネス活用という面での)入門書として評価を得ているこの本。発売から約8ヶ月が過ぎ、Twitter の仕様もかなり変わってきているのですが、巻末の「訳者あとがき」で出来るだけフォローを入れてあります。原書は来年"Twitter Power 2.0"として改訂版が出版される予定なのですが、それより一足先に"バージョン1.5"ぐらいの内容になっていますので、ぜひぜひご覧下さいませ。
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しかし今日もリプライボタンの位置が変更されていましたし(公式RTボタン設置への伏線?)、リスト機能の正式公開も間近。せっかくアップデートした内容も瞬く間に古くなっていきそうで、ヒヤヒヤしている今日この頃です。電子ブックが普及すれば、こうした内容のアップデートというのも簡単に行えるようになるのかなぁ。
これはまだ実験段階の話だそうですが、なかなか良さそうなアイデアです。インフォグラフィクスの技術を行政で活用する、というもの:
■ Data.gov.uk Newspaper (Newspaper Club)
なかなか一言では説明しづらいのですが、自治体が住民向けに公開している情報を、分かりやすく編集して新聞形式にまとめてしまおう、というアイデアです。新しく転入してきた住民たちに対して、市役所で配布したり、あるいは配布を希望する住民たちに郵送したりすると。
実際の紙面はこんな感じ:
左側のページには犯罪の発生率とその推移(種類別)、右側には市民農園の場所と希望者数、緑地の割合なんて情報が掲載されています。
さらにこちらは別のページのイメージ。こちらは主要都市に移動する際にかかる時間(とその交通手段)、公共交通案内などが掲載されていますね。
ということで、何のことはない、自治体が普通に公開している情報をキレイに、新聞風にまとめるというだけのアイデアです。しかしこうしてまとめてくれるだけで見やすくなりますし、またちょっと読んでみたくなりますよね。「知りたければ情報を探す努力をしろ」というのも正論ですが、「読んでもらえるように情報の加工・提供の仕方を工夫する」というのもまた正しいアプローチだと思います。
そういえば以前、「デザインで新聞を救った男」という話がありました。もちろんデザインは万能ではありませんが、例えば米国では行政が抱えているデータを積極的に開放して、加工・利用を市民に自由に行ってもらおうという動きが生まれています。例えばネット経由で自由にデータを取り出せるようにして(もちろん個人情報などは除いて)、こんな「新聞」を作って売り出したいという企業が自由に活動できるようにしても面白いかもしれません。商用利用の場合にはある程度の使用料を請求し、財政の足しにするなどという皮算用も考えられるかも?
投稿情報: 22:54 カテゴリー: デザイン/アート | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
シロクマ日報の方でも書きましたが、昨夜のNHKスペシャルがほどよく憂鬱な内容でした。日本の将来的に:
■ NHKスペシャル|自動車革命 第2回 スモール・ハンドレッド 新たな挑戦
中国の農村部で「電気自動車ブーム」が起きている。町工場が雨後のタケノコのように生まれ、今まで自動車と縁のなかった層が新たな市場として活気づいている。新興メーカー中には、ヨーロッパに進出するなど、自動車メーカーと市場争いを繰り広げるところも出てきた。
ちょうどEVについて調査系のお仕事をさせていただいていたので、まったくの初耳という話は少なかったのですが、想像より中国のEVメーカーに活力があったことが驚きでした。もちろん番組の演出でそう見えているだけかもしれませんが、EVの領域で中国メーカーが世界を席巻する、という未来もゼロではないと思います。杞憂か、もしくは日本が自動車に代わる基幹産業を生み出せるというのであればそれで良いのですけれどね。
で、その辺に立ち入ると泥沼にはまるので話を避けるとして、番組の中で紹介されていた「REVA」(インド発のEVメーカー)の英国での売り方がなかなか秀逸でした。題して「リアル Pay Per Post」といったところでしょうか。
Pay Per Post とは、お金を払ってブロガーに提灯記事を書いてもらうことですね。別に提灯記事ではなく、内容について完全にブロガーの自由であっても、「1記事いくら」であれば Pay Per Post と呼ばれることが多いです。で、REVAのケースですが、番組内で以下のようなシーンがありました:
メモを取りながら見ていたわけではないので完全にこの通りではないと思いますが、なかなか考えられた手法ではないでしょうか。要はセールスマンが来店客に売り込みをかけるという従来のやり方ではなく、所有者という消費者が他の消費者にクチコミで評価を伝えると。クチコミ評価の効果についてはWEBサービスで立証されていますし、初対面の人間が出会うことによるトラブルというリスクさえなんとかできれば、極めて効果的なやり方だと思います。さらにEVという、内燃機関自動車とは(姿は似ていても)まったく異なる乗り物を買おうとしているのですから、実際に所有している人々から感想を聞けるというのは購入検討者にとっても魅力的なはず。
しかしこれ、REVAを所有してみた感想をブログに書くか直接伝えるかの違いだけで、実質的に「1件いくら」は変わりないですよね。「誰が誰に会った後、購入に至ったか」というデータはちゃんとREVA側で記録されているでしょうから、「コンバージョン率」の良い所有者に試乗を依頼するという操作もできますし(試乗の振り分けをREVA側で行っている場合ですが)。ただクルマという大きな商品でこれを実現しているというのは、なかなか大胆だなと感じた次第でした。
実は彼らのホームページも「クチコミ」を意識した作りになっていて、トップページでご覧のように、様々な人々の声を聞けるようになっています。
投稿情報: 08:56 カテゴリー: マーケティング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
英国のインディーズ系ロックバンド"Editors"が、新曲"In This Light and on This Evening "のプロモーションに、Google ストリートビューを活用しています:
■ EDITORS - In This Light And On This Evening - Google Street View London Hack / Mashup
アクセスすると、そこに表示されるのはまぎれもなき Google ストリートビュー。しかし右サイドには曲を購入するためのリンクがあり、さらに左サイドにはドラゴンレーダーのようなものが表示されています:
このドラゴンレーダー(仮称)に青い点が表示されていますよね。ここに近づくようにストリートビューを操作すると……
曲が流れ出し、画面上にはなにやら赤い矢印が表示されます。この矢印をクリックすると:
突然画面は夜になり、そこには Editors のメンバーらしき人物が。さらにこの画面をグルグルとスクロールしていくと、背後にもメンバーらしき人物たちが立ってこちらを見つめているのが分かります。ちょっとホラーチック。
そんないちいち操作してられっか、という方は YouTube で動画が公開されていますので、こちらをどうぞ:
ということで、まさしく「その発想はなかった」と言うべき Google ストリートビューと音楽プロモーションビデオの融合。次は iPhone やセカイカメラあたりとのコラボでしょうか?
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今日はいきなりサイトの紹介から。Twitter のつぶやきに「#fotw」というハッシュタグをつけて投稿すると、そのつぶやきが「ベルリンの壁」に表示されて世界中に発信されるというサービスが登場しています:
■ Berlintwitterwall - 20 Jahre Mauerfall - Fall of the Wall - #fotw
例えば僕のつぶやきもこの通り(画面左端です):
(オリジナルへのリンクはこちら)
画面はご覧の通り、ベルリンの壁に描かれた落書きを摸しています。また時々流れてくる写真アイコンをクリックすると、下にあるスクリーンショットのように、実際のベルリンの壁に描かれた落書きの写真を見ることができます(これは実際にあった壁に描かれていたものではなく、どうやら今回の企画のために作成されたようです):
実は今年でベルリンの壁崩壊(1989年11月9日)から20周年ということで、それを記念するために設置されたサイトとのこと。もちろん「#fotw」(実は"fall of the wall"の略でした)を Twitter 検索してメッセージを眺めるというのも良いのですが、どうせならこのサイトにアクセスして、画面を流れるメッセージを見つめるという方が正しいのでしょうね。
ちなみにAP通信での紹介記事はこちら:
■ Berlin Twitter Wall lets people write on wall (The Associated Press)
また当然ながら、公式 Twitter アカウントもオープンしています:
投稿情報: 13:04 カテゴリー: Twitter | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
これは「利き酒」ならぬ「利き小説」といったところでしょうか。誰が書いたのか分からない短編集"Anonthology"(明らかに「匿名(アノニマス)」+「作品集(アンソロジー)」の造語ですね)が公開されています:
■ Publisher asks readers to 'name that author' (Springwise)
HarperCollins が無料で公開しているサイトです。中央にビューワーが埋め込まれていますが、これが"Anonthology"なわけですね(収められている作品は9編)。匿名といっても完全に著者が隠されているわけではなく、表紙には以下のように、寄稿した著者の名前が掲載されています:
しかし表紙をめくって目次を見てみると、ご覧の通り、著者名のところが黒く塗りつぶされています:
で、これを読んで誰がどの作品を書いたのか考えてもらう、と。サイトにはご丁寧に、ユーザーがディスカッションするための掲示板コーナーまで設置されています。うーん、スタイルに特徴がある作家さんなら簡単でしょうが、なかなか9人を特定するというのは難しいかも。
ところで、『ハリー・ポッター』のようないまでは超有名となった作品でも、最初はいくつもの出版社に出版を断られたという経緯があります。またどこで読んだか忘れてしまったのですが、過去の名作と呼ばれる文学作品の冒頭数章を抜粋・出版社に郵送して「出版してくれ」と頼んだところ、(「ふざけた遊びをするな」ではなく)「クオリティが低いからダメ」と断ってきた会社がいくつもあったのだとか。ということは、「優れた作家である」というバイアスがかかると、平凡な作品でも名作に感じられてしまう――あるいはその逆もあり得ると。もしかしたらこの"Anonthology"、その辺の事実を浮き彫りにしてしまうかも?いや、読んでみたらつまらなかったということではないですよ。
投稿情報: 07:39 カテゴリー: 書籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
AR(拡張現実)は Twitter に並ぶバズワードになりつつあるわけですが、それでもある程度の性能を持つ端末が必須になってしまいますよね。しかしこんな仕掛けなら、手軽に拡張現実「風」広告を実現できそうです:
■ Volkswagen: Dream bubbles (Ad of Da Month.com)
駐車中のクルマの上に浮かんだ、まるでセカイカメラのエアタグのような吹き出し。そこには「僕も新型GTIに生まれてきたかったなぁ」というクルマたちの嘆きが書き込まれています。って、よく見れば(よく見なくても)分かりますが、単に天井から吹き出しがつり下げられているわけですね。で、まるでクルマたちの思いが表れて見えるかのように表現しているという、フォルクスワーゲンの広告でした(南アフリカで Ogilvy が行ったものとのこと)。
これはごくごく単純な仕掛けですが、そのうちセカイカメラのようなアプリを使って「エアタグ広告」を出すことが一般的になるかもしれません。既にセカイカメラではそのような使い方も出始めているようですし、ケータイを通して見たら意外なところに広告が現れる、なんてことも珍しくなくなるのかも?
投稿情報: 05:38 カテゴリー: 広告 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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