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投稿情報: 02:52 カテゴリー: テレビ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
我が家に超合金タチコマがやってきました!ITmedia での紹介記事はこちら:
■ 「電脳超合金 タチコマ」な日々 (ITmedia +D LifeStyle)
うおぉ、今すぐ遊び倒してー!……というところなのですが、就寝前の娘から隠し通すので精一杯でした。ので、詳細なレビューはのちほど。っていうか、攻殻機動隊に興味の無い方はスミマセン。
投稿情報: 20:53 カテゴリー: テレビ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
週末なので、例によって心理学系のネタで。仕事の効率を高めたければ、他人が視界に入る状態は避けなければならない……という実験結果が出たそうです:
■ Working Alone May Be The Key To Better Productivity, New Research Suggests (ScienceDaily)
University of Calgary の Tim Welsh による実験について。結論から言えば、「自分の作業とは異なる作業をしている人物が視界に入っていると、作業の生産性が下がる」とのこと。どんな実験だったのかというと:
つまり
という流れで作業させたわけですね。その結果、1から2の状況に移ると被験者の生産性は下がり、2から3の状況に移ると再び生産性が上がるという現象が見られたそうです。
この理由について、記事では以下のように説明されています:
The reason for this is a built-in response-interpretation mechanism that is hard-wired into our central nervous systems. If we see someone performing a task we automatically imagine ourselves performing that task. This behaviour is part of our mirror neuron system.
この原因は、私たちの脳に生まれつき備えられている「反応解釈メカニズム」にある。誰かが何かをしているのを見ると、人は自分自身がその作業をしているかのようにイメージしてしまうのだ。この行動は、私たちのミラーニューロン・システムの一部である。
とのこと。ミラーニューロンについてはまだ良く分かっていない部分もあるそうですが、とにかく他人の行動が視界に入っていると無意識のうちに反応してしまうのでしょうね。また面白いのは「行動」ではなく「結果」だけが確認できる状況では、生産性の低下が見られなかったという点。これも同じく「他人の行為が視界に入ること」が問題であることを示していると言えるでしょう。
この実験はあくまでも「仕事の効率」に主眼を置いたものなので、現実に応用する際には、アイデアが刺激される・気分転換になる等の「他人と仕事することによるメリット」も考えなければいけませんが。ただし「この仕事をどうしてもあと1時間で終わらせなければならない!」という場合には、とにかく一人になれる場所を探してそこにこもる、というのが良いのかもしれません。
投稿情報: 07:12 カテゴリー: 科学 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
勢いで書いてみました。Polar Bear Blog にシロクマを登場させたのはほんの出来心からだったのですが、意外に反応が大きくて驚いています。そこで、僕のように「クマをアバター代わりに使いたい!」という酔狂な方のために、アドバイスを5つまとめてみました:
1. 羞恥心は敵!
「なんだコレは!写真撮らなきゃ!」という機会はいきなりやってきます。そこで「ここでクマを出したら恥ずかしいなぁ……」などと躊躇していてはダメ。ベストショットを逃してしまいます。ポイントは、「クマのぬいぐるみを片手に持ち、必死に写真を撮っている中年男性の姿」などを頭に思い浮かべないこと。
2. 目線で語れ!
「目は口ほどにものを言う」ではありませんが、不思議なことに「クマの目がどこを向いているか」「どんな表情をしているか」で、写真から受ける印象は大きく異なります。他のことは忘れてしまっても、目がどう見えているかには十分注意しましょう。
3. 全身で現せ!
ポーズだけでなく、顔や体の傾け方、手の位置などでも伝わるメッセージが違ってきます。グラビアアイドルを撮るかのように、様々なポーズをお願いしましょう。
4. 主役と語れ!
クマはあくまでも脇役です。「コレが撮りたい」という主役がいるからこそ写真を撮ろうとしたはずですから、その主役を引き立たせることを忘れずに。クマと彼らが会話しているように見えればベストです。
5. 代打を使え!
時にはいつもと違うクマ、たまにはカエルなども使ってみましょう。気分転換になると同時に、新しい撮り方も見えてきます。
*****
ということで、まさかこれで本当にヌイグルミ・ブログを始めようという方はいらっしゃらないと思いますが、間違って始めてしまった方は頑張って下さい。想像以上に恥ずかしいです。
【参考】
■ ブログにクマがいる理由 (シロクマ日報)
投稿情報: 17:10 カテゴリー: ウェブログ | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
日本だとメジャー新聞系のサイトには「トホホ感」満載なわけですが、言うまでもなく海の向こうでは状況は違います。生き残りをかけて、という事情があるにせよ、ニュースサイトでも様々な先進的取り組みが行われているわけですが、今回ご紹介するのもなかなかのもの。New York Times による「民主党予備選ディベート分析」です:
■ Democratic Debate: Analyzing the Details (New York Times)
2月21日にテキサス州オースティンで行われた、米民主党の大統領候補者(バラク・オバマとヒラリー・クリントン)によるディベートの分析。メインは88分間にもおよぶビデオなのですが、単に映像が見れるだけに終わりません。ご覧のように、画面右側には発言の内容がテキスト化されていて、さらにセクション毎にジャンプすることも可能になっています:
これなら例えば「僕は経済問題に感心があるから、それに関する議論からチェックしたいなぁ」という場合には、"The Economy"をクリックすればOK(ちなみにビデオの方もそれに連動してジャンプします)。さらに面白いことに、発言内容の検索もできるようになっています:
上のスクリーンショットは"Iraq"というキーワードで検索した結果です。中央にある帯は発言の推移を示していて、黒い線が検索したキーワード。具体的な発言内容を知りたければ、上のスクリーンショットのようにカーソルを合わせることで、右側に該当部分のテキストが現れます。またご覧のように、両候補毎に「キーワードが何回話されたか」「キーワードを含むコメントが何分間話されたか」が集計されています。ちなみに"Iraq"については、ヒラリー候補が1回/1分46秒間、オバマ候補が11回/12分間ということで、オバマ候補の方がこの問題については踏み込んでいる(あるいはヒラリー候補が避けている)ことが分かりますね。
ニュースを客観的に伝えることは不可能だ、と言われます。確かに上記のような状況を「オバマ候補はイラク問題について熱く語った」と表現するのと、「ヒラリー候補はイラク問題で失点することを恐れ、多くを語らなかった」と表現するのとでは、受け手の印象は大きく異なってしまうでしょう。しかし今回のように「発言内容全体のビデオ」「全体のテキスト」が掲載され、さらにキーワードでの検索が可能になっていれば、「実際はどうだったのか?」を読者一人一人が把握できるようになります。ある意味、このサービスは「報道」に必然的に付随する短所を補うもの、と考えられるかもしれません。
極端な話、将来のニュースサイトには「(何の編集・校正もされていない)一次情報」と「(従来の意味での)記事」という2つのコンテンツが並列で置かれるのが普通になる可能性もあるのかなぁ、と感じてしまいました。それが当たっているにせよ外れているにせよ、様々な期待を抱かせるっていうのは偉いことだよなぁ、という感じですね。日本の新聞社系サイトに、こんなワクワク感を求めるのは酷でしょうか……。
投稿情報: 16:20 カテゴリー: ニュース | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (1)
昨夜はAMNのブロガー勉強会がありました。僭越ながら、僕も発表者の一人として参加させていただき、シゴタノ!の大橋さん・みたいもん!のいしたにさん・Lifehacking.jp の堀さんと共にプレゼンを行ってきました。
実はもっとカジュアルな勉強会になると勘違いしていて、プレゼン資料をかなりくだけた感じにしてしまい……他の方々がしっかりとしたプレゼンをされているのを見て、ヤバかったなーと冷や汗を感じた次第です。
ということで、ここに置くのはかなり恥ずかしいのですが、念のため当日使った資料をアップしておきます。説明がないと「なんのこっちゃ?」という部分が多いと思いますが、ご容赦いただければと:
※先日のエントリで取り上げた Scribd にアップしようとしたのですが、「パワポだと原因不明のエラーが発生中」ということで、残念ながら断念。その代わり、先日公開された Microsoft の SkyDrive にアップしてみました。
1つだけ説明というか、注意事項を。当日会場でもお話しさせていただいたのですが、個人的にブログは「なんでもあり」だと思っています。日記として使うのもよし、論文発表の場として使うもよし。なので今回のプレゼンの内容は、あくまでも僕の好みを述べただけで、これ以外の方法が悪いということでは全くありません。このエントリのタイトルは某映画をもじったものですが、ブロガーひとりひとりが各々のスタイルを追求していけばいいんじゃないかな、と考えています。
その意味で、昨日の勉強会は(自分で言うのもなんですが)四者四様、それぞれのブロガーの違いがよく現れていて面白かったんじゃないかな、と感じました。次回のAMN勉強会ではぜひ観客として参加したいと思います。
投稿情報: 11:32 カテゴリー: ウェブログ | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (9)
Twitter をベースにしたサービスというのが次から次へとリリースされているわけですが、これも面白いアイデアかも。Twitter でアンケートを取ってみよう、という発想のサービス2つ:
それぞれ、お馴染み Mashable で紹介されていたもの(StrawPoll がこちらで、twittpoll がこちら)。どちらも「専用アカウントが用意されていて、そこから『お題』が出される」(enraku 形式ですね)という点は一緒なのですが、投票&集計方法が若干異なります。以下、簡単にまとめると:
【StrawPoll】
□ アカウント: strawpoll
□ 投票方法: strawpoll を follow し、@付きでメッセージを送る。
□ 集計結果: 専用サイトにリアルタイムで表示(以下はそのスクリーンショット)。
ちなみに日本語でテストしてみましたが、メッセージの書式(@strawpoll の直後に選択肢を書く、その後に理由を書いても良い)を守ればカウントしてくれました。しかしご覧の通り、日本語は文字化けしてしまいます(寒いのと暑いの、どちらがマシ?というアンケートですが、僕は@strawpoll cold + 日本語というメッセージを送りました。上のスクリーンショットでは、"Cold"側の最新の vote として表示されています)。
【twitpoll】
□ アカウント: twittpoll
□ 投票方法: twittpoll を follow し、送られてくるメッセージに記載されている投票用URLの中から1つを選んでクリックする(例:魚と肉、どちらが好き?魚はhttp://twittpoll.com/67/1、肉はhttp://twittpoll.com/67/2)。
□ 集計結果: アンケート終了後、集計して専用ページに表示される。
上は「魚と肉、どちらが好き?」の投票結果。ご覧の通り、個々の投票者は確認できません。また当然ながら理由を書き込むこともできないので、単に円グラフが表示されているのみ。
*****
ということで、StrawPoll の方が若干手が込んでいる感じですね。しかし投票の方法としては、単にURLを踏んでもらうだけの方が簡単ですから、twittpoll 型も使えるかもしれません。けれどもモバイル端末からアクセスしている人がいることも考えると、テキストメッセージだけで完結できる StrawPoll 型の方が望ましい場合もあるかもしれない……ということで、簡単には優劣がつけられませんね。
現在でも特殊な仕組みを使わずに、Twitter 上でアンケートを呼びかけている方もいらっしゃいますが、Twitter の中だけでアンケートが実施できる仕組みも整備されていくのかもしれません。上記2つのサービスではユーザーが「お題」を出すことはできませんが、自由に「お題」を設定できるサービスも出てくるのでしょうね。っていうか例によって僕が見えている範囲でしか観測していませんので、「そういうの既に~さんが作ってるよ」という情報がありましたらご指摘下さいませ。
投稿情報: 00:43 カテゴリー: ウェブログ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
例えば日本でも「ケータイ小説」の書き手は若い女性が中心になっていますが、アメリカでも「インターネットの女性化」、つまりネット上にあるコンテンツの担い手が女性中心になるという現象が進んでいるようです:
■ Sorry, Boys, This Is Our Domain (New York Times)
以前、米国内の10代の若者を対象とした調査で「ブログを書いているのは女性、ビデオを投稿しているのは男性が多い」という結果が出たということを紹介しました(こちらの記事)。上記の記事はそれを受けて書かれたもので、具体的に何が起きているのか?を追ったもの。10代の女の子に対するインタビューや、実際に開設されているサイトの紹介などを通じて、調査結果が示しているように"feminization of the Internet"(インターネットの女性化)が起きていることを描いています。
具体例その1。Nicole Dominguez という、フロリダ州の13歳の女の子が開設しているサイト:
自作のアイコンやボタン、絵文字などが掲載されているのに加え、HTML や CSS についてのヒント集(独学で学んだとのこと)などまであります。ちなみにこのドメインは、母親に買ってもらったのだとか。また Nicole は、「自分のサイトを持っているのはほとんど女の子で、男の子は少ないと思う」とコメントしています。
具体例その2。こちらは16歳と14歳の女の子が運営している雑誌風サイト:
内容はバレンタインデーや学校のことなど、本当に身の回りに近いことが中心。現在1,000人ほどの「記者」(女の子)がいて、定期的に記事を更新しているそうです。
記事はその後、「なぜ女性はコンテンツをつくりたがるのか」という話まで踏み込んでいるのですが、こちらはあえて触れないことにします。「女性論」「男性論」はいくらでもこじつけが可能なので(“女性脳”は文章作成能力に優れているのだ!とかね)、軽々しくは扱えない問題だと思うので。
ということで、理由はともあれ「10代の女の子がネット上のコンテンツ作成に積極的である」というのは事実なようです。日本ではその熱意が様々な理由でケータイに向けられているだけで、「ケータイ小説」や「プロフ」といった流行が同じ視点で捉えられるのではないでしょうか。この現象がそのまま続き、また現在10代の女性達がそのままコンテンツ作成に積極的なままであれば、インターネットの女性化というのも本格化してくるのかもしれません。もちろん局地的に、女性が強い分野・男性が強い分野というものは残るでしょうが。
うちにも小さな娘がいるのですが、彼女が高校生ぐらいになる頃には『SEVENTEEN』に「レンタルサーバはコレで決まりっ!(はぁと)」「JavaScript にチャレンジしたい!」みたいな特集が組まれていたりしてね。いや、『小学三年生』とかに「HTML入門」が載るのが先か……。
投稿情報: 07:47 カテゴリー: 科学 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
うーん、これはイマイチどんな価値があるのか分かりませんが、ユニークであることは確かかも。Konigi で紹介されていたものですが、Gawker Media 系のサイトで「コメント欄に YouTube ビデオが貼れる」という機能がリリースされたそうです。下のリンクはその一例:
■ New Feature: Embed YouTube In Comments (The Consumerist)
上のスクリーンショットの通り、コメントを入力する際に YouTube のURL(エンベッドの方ではなく、ページのURL)を入れておくだけで、自動的にビデオを挿入してくれるというもの。挿入されたビデオはアイコン画像で表示され、中を見たい場合には"Watch Video"というメニューをクリックすれば以下のように展開されます:
ということで、コメントに画像が貼れるというのは以前からありましたが、同様に映像も貼れるのが普通になっていくのかもしれません。しかしコメントにビデオを貼りたい、ってどんな場合だろう……。ブログやニュース記事のコメント欄じゃなくて、掲示板で「~系の YouTube ビデオを集めよう!」みたいなことをする場合に、こんな機能があれば便利かもしれませんが。
投稿情報: 11:34 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ベンチャーキャピタリスト向けのTシャツを売るオンラインストアがオープンし、人気を集めているようです:
サイトの名前は、そのものズバリ「ベンチャー・キャピタル・ウェア」。要はユニークなデザインのTシャツを売るお店なのですが、皮肉が効いています。例えばこんなデザインがあったり:
(君のお母さんは、テストマーケットとしては適切ではないよ。)
他にこんなのも:
(…… Webvan みたいだな。※ Webvan は「典型的なオンラインサービス失敗例」としてよく名前が使われる。)
いや、ベンチャー企業に限らず、何かを提案しに行った先で相手がこんなTシャツ着てたら凹みますが……逆に営業の売り込みがうるさくて困る、という方は1枚いかがでしょうか。
で、面白いのはTシャツを買おうとすると、こんなボタンまで現れること:
「このシャツを買う」というボタンに加えて、「この会社を買う」というボタンまで。ちなみにお値段は10万ドルなのですが、クリックすると以下の通り、実物の購入画面まで出てきます:
こんなので会社を買っちゃう人がいるはずもなかろう、と思ったら、意外に反応があるようです:
Wow there has been a lot of attention to this humble site since it launched under 24 hours ago. We have sold a few shirts, and had one totally bogus offer from a VC (we will call you, k?).
わあ!オープンしてからたった24時間で、このお粗末なサイトにたくさんの注目をいただきました。シャツも何枚か売れたし、あるベンチャーキャピタルからはいんちきなオファーまできたよ(電話するよ、k?)。
とのこと。他にも自分たちの会社を売り込む資料(こちらのPDFファイル)なんかもアップされてるし、実はサイト全体がベンチャーキャピタリストの注目を集めるための「釣り」なのでは?というサイトでした。
投稿情報: 10:49 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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