ちょっと前に、iPhone 上で拡張現実(AR)を実現するアプリ「セカイカメラ」が話題になりましたが、Google の携帯電話プラットフォーム"Android"でも拡張現実アプリが登場したそうです;
■ Augmented reality on Android already available! (Computerworld)
作成したのは Mobilizy という会社。まずは動画をどうぞ:
Wikitude AR Travel Guide というアプリで、Google が実施した Android Developer Challenge の最終選考(50社)にも残ったものとのこと。「拡張現実トラベルガイド」という名前の通り、自分の周囲にあるランドマーク(その数35万とのこと)を認識して画面上に情報を表示してくれます。拡張現実のアイデアとしては、比較的お馴染みのものですね(もちろんだからと言って注目に値しないということではありませんが)。ちなみに上の動画に登場しているのは、ホーエンザルツブルク城(Festung Hohensalzburg)です。
デモで見られるような精度がどこまで再現できるのか、実際に使ってみなければわかりませんが。しかし iPhone だけでなく Android でも拡張現実アプリを作ろうという開発者が増えてくれば、競争が生まれて自ずと技術が発展していくのでしょうね。意外と旅行社やガイドブックを出している出版社などが、新しい収入源として開発に参入したりして。
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