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このエントリが非常に不快であるとのコメントをいただきました。不愉快な気分にさせてしまった方、大変申し訳ありませんでした。消すのは違う意味で問題になりますので、このまま掲載しますが、性的な内容を不快に思われるかたは読み進めないで下さい。
念のため、このエントリには「性的な広告をどんどん出せ」という意図はないことを名言明言させて下さい。しかし冗談半分で配慮の足りない内容になってしまったこと、重ねてお詫びいたします。
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大晦日なのに、政治的な話や下ネタといった記事ばかりで何だかなぁなのですが……
下着や水着を売っているわけではないのに、やたらセクシーで露出度が高い美女が登場する広告。テレビや雑誌に目を向ければ、そんなのいくらでも見つけることができるわけですが、当然ながら視線を集める力が抜群にあるわけですね。しかしその効果があるのは男性に対してであって、女性に対してはむしろ逆効果になる場合がある、というところまでは説明されるまでもないと思いますが、こんな「回避策」があるそうです:
■ Sex Sells, but a Commitment Can Help (New York Times)
「きわどい性描写がなされている、腕時計の広告」を女性に観てもらい、7点満点で採点してもらうという実験をしてみたところ……通常は平均3.83点だったものが、腕時計を「特別な女性に対しての男性からの贈り物」として位置付けた場合には、平均4.67点にポイントアップしたそうです。また同じくセクシャルな広告を評価してもらうという実験で、事前に不義や火遊びといった文章を読んでもらった女性よりも、愛や固い絆で結ばれたカップルといった文章を読んでもらった女性の方が、評価が高くなる傾向があったのだとか。これらの実験から、「性的関係を正当化できるような献身的な姿勢、またそういった姿勢を表すものがあれば、性的な表現は女性にとっても受け入れられるものになる」という結論が導かれています。
しかし、この回避策には大きな落とし穴が。こうした「献身的な姿勢」を含んだ広告は、男性には逆に不評になってしまうとのこと。いくらセクシーな美女が登場したとしても、永遠の愛を誓うような指輪を渡されて微笑んでいるようだと、男性は心が落ち着かなくなってしまう、と。うーん、やはり二兎を追うことはできないのか。
えーと、それじゃこういうのはまさしく男性にしか効果がないわけですね:
■ Tourism Queensland: Flasher (Ad of Da Month.com)
クイーンズランド州は冬でも暖かいですよ!リゾートにどうぞ!ということをPRするために、シドニーとメルボルンで行われたキャンペーン。こんな格好をした、24人の女性が街中に放たれたそうです。分かりやすいというか何というか。
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というわけで、今年もいろんな与太話にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。最近はアクセスを追い求めることよりも、ますます自分が読んで面白いと思ったネタを書くようになってきてしまっていますが、ブログってそもそもそういうモノなんじゃないかなーと開き直ったり。2009年も「相変わらず訳分からない話に興味持ってるなぁ」と言われるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します。
みなさま、よいお年を!
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