なんとなく近藤さんの日記がブクマ集めていたのを見て、読んでみました:
■ 初めて来た人がすぐに使えるはてなにしたい (jkondoの日記)
■ はてなダイアリーの良さ (jkondoの日記)
これを読んで、近藤さんは「はてなダイアリー」を初心者の人にも広げたいと思っているのかなぁと感じたのですが(間違っていたらごめんなさい)、だとすると以下の部分と矛盾してしまうのではないでしょうか:
はてなダイアリーがブログとして一番ユニークなのは、キーワードでつながる部分でしょう。ブログを更新すると、自動的にキーワードが抽出されてリンクになり、リンクを辿る事で言葉の意味を知ったり、似た内容のブログを探すことができる。これによって、普通のブログなら出会うことが難しい他のユーザーのブログとも、簡単につながることができます。
リンク機能について触れた部分ですので、あえてリンクは残しました。確かに「キーワードでつながる」というのははてなダイアリーの特徴の1つだと思います(個人的には自分の書いたものに勝手にリンクがつく、というのは好きではないのですが)。しかし「自動的に付いたリンクから価値のある出会いが生まれる」ためには、リンクの対象となるブログが近い存在である必要があります。例えば「プログラム」にリンクが貼られたとして、IT関係者が多いサービスであれば「コンピュータのプログラムに関する話」でつながっていくことができるでしょうが、主婦層が多くなったら「子供の運動会のプログラム」「コンサートのプログラム」などとつながってしまうかもしれません。従って「はてなダイヤリー」が万人が参加するブログになってしまうと、リンクの価値は薄れてしまうのではないでしょうか?
ここからは感想でしかありませんが、はてなダイアリーは「マニアックな仕様」(すみません)となっていることで、逆に参加者が一定の層に絞られている面もあると思います。良くも悪くも、ファンを選ぶサービス。それがリンクなどを機能させているのではないでしょうか。はてなダイアリーは既存のユーザーを満足させる方向に向かい、別の層向けには別のサービスを立ち上げる、というのがいいのでは……と、TypePad ユーザーの僕がこっそり言ってみました。TypePad さんはサービス安定の方をよろしくお願いします。
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