もう1つ米大統領就任式ネタで。さらに言えば、これまた New York Times のページです(ほんと、これだけウェブ活用に積極的な新聞社が日本にもあれば……とかいうボヤキは止めておきます)。
就任演説中、「画面に映ってるこの人、誰なんだろう?」とふと知りたくなることはなかったでしょうか。僕はCNNの中継を観ていたのですが、そこそこ有名人の場合は「ああ、これは~さんですね」というナレーションが入ったものの、説明するまでもない超有名人/さほど重要でない人は当然ながら説明なし。まぁ重要なのはオバマ大統領のスピーチなのでどうでも良いことなのですが、どうしても気になるという方はこちらをお試し下さい:
■ A Closer Look at the Inaugural Ceremony (New York Times)
オバマ大統領が就任演説を行っている最中の写真に、人物名をオーバーラップしてくれるというページ。アクセスすると、以下のような写真が表示されると思います:
で、人物の上にカーソルを合わせていくと、その人物の名前が表示されるという仕組み(上のスクリーンショットではオバマ大統領にカーソルを合わせています)。残念ながら全員の名前は分からないのですが、連邦議会の議員や州知事、閣僚経験者や彼らの家族など、主立った人々は名前を出してくれています。うーん、ここに招かれているということはそれなりの立場にあるはずだから、もうちょっと名前を出してくれても良かったんだけれど。
おっと、当然ながらこの写真、クリックもしくは右上のスライダーで拡大することができます(サイズは4段階)。以下はオバマ大統領付近を、最大限拡大してみたところ:
で、マウスでドラッグすることで写真を上下左右に動かすことが可能。さらに左上にある"Link to This View"というボタンをクリックすると、画面に表示されているのと同じ状態を再現するリンクを表示してくれます。ちなみに上のスクリーンショットと同じ状態へのリンクはこちら。こういった、最近のウェブサービス(特に地図系)と同じ操作感をちゃんと用意しておいてくれるというのは、地味なことですが偉いと思います。
ということで、「あの人は誰?」という使い方以外にも、いろんなところを拡大して参加者の様子を見てみるという楽しみ方も(懐かしの『ウォーリーをさがせ!』っぽい?)。個人的には、ニュート・ギングリッチのこの表情に笑いました:
ちなみに彼はバリバリの保守派で、さまざまな武勇伝(スキャンダルや騒動)のあるお方。参加するのイヤだったんだろうなぁ。
コメント