テレビにWi-Fi、カレンダーに宇宙と、最近果てしなく進出するんじゃないか?という気がするGoogleですが。今度はclassified(案内広告・・・求人広告や不動産広告など、地域性の高い広告)市場にGoogleが参加するのではないかというニュース。
Google Classifieds? (ClickZ)
勉強不足で、Classifiedをアグリゲートするサービスが生まれているのを初めて知りました。確かにローカル広告って、小さなサイトに分散しています。これが一括で検索されるようになれば(ついでに検索結果をRSSで配信なんてことになれば)、広告主/ユーザーの両方にとって価値を生むことになります。(個人的な体験で恐縮ですが、ボストンに住み始めて間もない頃、車を探すのに苦労したことを覚えています。Oodleみたいなサイトがあれば便利だったのに。)
まさにGoogleが飛びつきそうな市場ですが、今まで憶測が流れていただけで、実際に参入して来なかったのはなぜなのでしょうか?通常の検索エンジンで事が足りると思っていたから?だとすると、特化型アグリゲーション/検索サービスは、Googleが参入してくる前にある程度シェアが取れる市場なのかもしれません。
例えば価格.comのチラシ広告版みたいなサービス。○○市○丁目のレベルまで細かくして、周囲にある全てのチラシ広告を集約・検索可能なサービスとか。「もう目を凝らしてチラシとにらめっこしなくても、牛乳が一番安いスーパーが分かる!」なんてイメージで。他には、小さな文具屋さんの売値データまで集約しているサイトとか。近所にある文具屋さんすべてのデータを一括サーチできれば、アスクルなんていらなくなるかも・・・。
実際には個人商店が売値データ/チラシデータをいちいち登録する、なんてことは考えづらいのですが。Googleという巨人に隠れたニッチな検索市場、探せばあるのかもしれません。
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