最近goo RSSリーダーやGoogle Readerなどに浮気をしつつ、WEB型RSSリーダーとしてSearchFox RSS Readerを使い続けています。何のかんの言いながら、「blog」「rss」「google」など、よく読むトピックを勝手に把握して記事を並び替えてくれるというのは結構便利。ちなみに僕のSearchFoxが記憶しているトピックは以下の通り:
多少の誤差はあるものの、上位に表示されている記事は、「この記事に目を通して良かった」と思えるような情報が載っていることが多いです。それなりに正しいアルゴリズムが動いているという印象。
残念ながらこの学習機能、日本語には対応していません(日本語のRSSを読むことについては問題ありませんが)。機械に日本語を理解させるのは一苦労でしょうから、日本語の学習機能が実現することは期待していませんが、公式ブログでは「いくつかのアジア言語に対応しようとしている」とのこと(公式ブログ記事"SearchFox RSS Goes International"より)。
日本語対応が実現してもしなくても、こうした改善の姿勢が見えるというのは良いですね。新機能が追加されれば、ちゃんとメールでお知らせしてくれるし、公式ブログもこまめに更新されています。「ユーザーの方を向いている」という姿勢が感じられるのです。
最近ずっとベータテストしてて、いっこうに正式版のリリースを行う気配がないサービスがよくあるように思えます。それならまだしも、「もうすぐベータテスト開始!」とだけ告知していて、後は鳴かず飛ばずなんてこともあったり(単にベータテスト参加者に選ばれなかっただけかもしれませんが、何か連絡が欲しいわけです)。こんなところも、Web 2.0がBubble 2.0と揶揄される一因になっている気がするのですが・・・。
その点で言えば、SeachFoxには好感が持てます。マスコットキャラ(赤いキツネ・・・うどんにあらず)も可愛いし。早く"BETA"の看板を下ろして、大きく走り出すことを期待しています。
・・・しかし、やっぱり「売上げをどう確保するか」という疑問は残りますね。やっぱり広告掲載?日立BOXERはオラクルと連携することで、オラクルのBIシステムをイントラブログ持ち込もうとしているようですから(詳しくはこちらのページ)、SeachFoxの学習アルゴリズムをBIっぽくして企業向け販売(もしくはOEM共有とか)ってのはどうでしょうか。
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