携帯電話市場の状況をまとめた『ケータイ白書2006』が発売されました:
(昨日から本の紹介してますが、特にアフィリエイトづいている訳ではありませんよ。)
今回も利用者動向、ビジネス動向など、各種データが満載です。ちょっと気になったのは以下の2点。
(1) モバイル検索利用者、増加中
「情報サービスの探し方」という項目で、「メニューリストから探す」と答えた人は全体の55.6%で最多だったものの、「検索サイトから」探すと答えた人も23.9%存在しています。昨年度の結果ではそれぞれ57.1%、20.9%で、モバイル検索がわずかながら定着しつつある傾向に感じられます。
(2) パケット定額制加入者は、モバイル検索の利用傾向が強い
これは先月のCNETセミナーで指摘されていたことですが、『ケータイ白書2006』でも同じ結果が出ています。情報サービスの探し方を、パケット定額制利用者/非利用者で比較すると、利用者:メニューリスト47.6%/検索サイト33.3%だったのに対し、非利用者はメニューリスト62.7%/検索サイト15.8%となっています。料金という壁がなければ、携帯電話でもPCと同様、「検索エンジンで情報を探す」という行動パターンを取りたいという人が増えているのでしょう。
とりあえずこの2点がパッと目に入ったので。これから詳細を見ます。
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