Google Reader API公開のニュースがあったので、もう1つGoogle関連の観測記事。先日Google Video Rental開始か?というエントリをしましたが(Google Video Rental?)、それに関連して、Google Purchaseがいよいよ登場するのでは?という記事:
Google Purchases may be getting closer to launch (Googling Goolge)
その根拠としては挙げられているのは、
- Google Video Rentalが登場するのならば、小口決済システムが必要になるはず。
- Google Purchaseと目されるURL(http://purchases.google.com/)にアクセスすると、404エラーではなくGoogle Accountにリダイレクトされる。
- Google Purchaseはデスクトップ上のアプリケーションとして提供される可能性があるが、その推測の根拠となっているURL(http://dl.google.com/purchases/wallet-setup.exe)にアクセスすると、こちらも404エラーではなくGoogle Accountにリダイレクトされる。
などの点。後ろ2つはcalendar.google.comでも同じことが言えるので、あまり確かな根拠になりそうもありませんが。
しかしGoogle Purchaseが登場して、例えばユーザー間でネットを通じた小口決済が楽に行われるようになれば、面白いモデルが登場するかもしれませんね。例えばGoogle Video Rentalがどんなものになるか分かりませんが、自分で撮ったビデオをレンタルして儲ける「個人レンタルビデオショップ」みたいな人々が登場したりして(それってやっぱりpornの分野が先駆けとなりそうですが)。そう考えると、やはりGoogle Baseなど一連のGoogleアプリケーションの中核に位置するべきはこの「Google Purchase」になると思うのですが。
広告に次ぐ第2のRevenue Streamとして、小口決済の手数料を狙う。成功すればGoogleの覇権が揺るぎないものになるような気がします。
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