これまた速報的に。米Yahoo!で"Open Shortcuts"というサービスがスタートしています。自由にショートカットコマンドが作れる機能とのこと(ログインが必要):
Time Saving Search Shortcuts (Yahoo! Search Blog)
ちなみにOpen Shortcuts作成ページはこちら:
研究はのちほど。追記で報告します。
<追記>
使ってみました。コマンドラインを操作するような感覚なので、一部に歓迎する人は多いかもしれません。ごくごく簡単ですが、こんな風に、テクノラティ・ジャパンで検索するショートカット(クリックで拡大):
僕はこの「コマンドで操作する感覚」嫌いではありません。セットアップが大変ですが、逆にそれが好きな人も多いでしょう。セットアップさえ終われば、あとはYahoo! Searchをトップページにしておいても他のエンジンで簡単に検索できるので、見方によっては「ユーザーを囲い込む」戦略の1つと考えられるかもしれません。
さらに考え方を進めれば、「インターフェースのパーソナライゼーション」という発想に進化すると思います。将来はPersonalized Homepageのように、ボタンを好きな場所に置いたり、SERPのレイアウトを自由に変更したりすることが可能になると思います。「検索結果のパーソナライゼーション」とあわせて、インターフェースもカスタマイズされるようになれば、「自分だけの検索エンジン」に近いものができるようになるのではないでしょうか。
「自分だけの検索エンジン」がYahoo!やGoogleといった大手検索サービスによって、「顧客囲い込み」の一環として提供されるのか、はたまたAlexaのようにエンジンのOEMに特化する企業が現れ、インターフェース開発に専念する企業がパーソナライゼーション機能を提供することになるのか。意外と"Open Shortcuts"は、未来の検索サービス市場を占う機能になるのかもしれません。
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