Larry PageがCESで発表するのは、Google Video RentalとGoogle Pack、というところで決着が付きそうです:
Google to Offer Video Downloads, Software That Rivals Microsoft's (Wall Street Journal)
Google Video Rentalについては、CNET Japanでも記事が掲載されています:
グーグル、ビデオオンディマンド・サービスを発表へ(CNET Japan)
VODサービスについて時期尚早だ、いや市場は既に存在しているという議論があるようですが、将来的な成長が見込める市場であることは確かでしょう。将来を見据えてGoogleが早めに布石を打った、ということも考えられます。市場があるか無いかということよりも、Googleがどのようなビジネスモデルを打ち出してくるのか(広告モデルとの絡みは?)といった点や、VODを行う場合の小口決済はどうするのか(Google Purchaseが同時に登場するのか?)といった点の方が気になりますね。
また新しい話題として上がってきた"Google Pack"について少し。既にBlogosphereで話題になっているので、何がバンドルされているのかご存知の方も多いと思いますが、WSJの記事で報じられている内容を箇条書きにすると:
- FireFox
- Norton AntiVirus
- Acrobat Reader
- RealPlayer
- IM (Cerulean Studios)
- Antispyware software (Lavasoft AB)
- Google desktop search
- Google Earth
- Picasa
- Google Talk
- Google Toolbar
ということのようですね。さらにWSJによれば、
Google Pack, which could eventually come preinstalled when people buy some new personal computers, is one way for Google to promote alternatives to Microsoft.
とのことなので、Google CubeではなくGoogle Packがプリインストールされた各社のPCが世に出回る、という可能性が出てきました。
"Pack"にはWSJの言う通りOffice関連アプリケーションが含まれていませんし、個々のソフトにはこれと言って目新しいものもありません。既にPackに含まれるほとんどの製品をインストール済みという人も多いでしょう。しかしプリインストールが進むのであれば、Microsoftにとって無視できない存在になるのではないでしょうか。
コメント