のどが渇いたのでコンビニに行ったら、こんなものを発見:
キャップのビニール紐まで再現された(実際には全て印刷ですが)コーヒー牛乳。懐かしさのあまり、思わず買ってしまいました。ちなみに現在は「コーヒー牛乳」という名称は使えないとかで、「復刻堂コーヒー」という名前になっています。
ニュースリリースによれば、
30代以上の世代には、幅広い世代で共有感を抱ける懐かしさを提供し、若い世代には新鮮さとお洒落感を感じることができる“ファミリーターゲット”商品として世代を問わずに飲用することができます。
ということになっていますが、メインターゲットが30代以上の世代(=自分)であることは間違いないでしょう。ノスタルジーを売り物にした商品はこれまでもありましたが、映画では「ALWAYS 三丁目の夕日」、書籍では『東京タワー』などのヒットを受けて、以前の「企画モノ」的な位置づけが若干変化しているような気がします。
せっかくなブームなので、WEBサービスでもノスタルジーを刺激することを考えてみてはどうでしょうか?例えばSkypeにこんなスキンを被せるとか:
ノスタルジーはモノや臭い、音といった五感を刺激した方が効果が上がるでしょうから、ここはひとつベルの音まで再現したいところです。
考えてみると、ノスタルジーを利用することにより、ユーザーにより直感的な操作を許すことができるかもしれません。現在ではプッシュホンに慣れていない人はほとんどいないでしょうが、ダイヤル型のスキンにしたら、「昔ながらの方式で慣れていて操作しやすい」と感じる人がいるかもしれません。
そんなバカな・・・と思われるかもしれませんが、Windows XPだって「クラシックメニュー」を選べるようになっています。数十年後に登場したOSが、「スキンを設定して下さい:Windows 3.51/Windows 95/Windows XP」というカスタマイズメニューを装備して、高齢者ユーザー(=未来の自分)にノスタルジーを感じさせる・・・ということになるかもしれませんよ。
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