写真共有や動画共有など、さまざまな共有サイトが現れていますが、本来の目的(コンテンツのシェア)だけでなく意外な副次的効果もあるのだ、という記事:
■ Top 10 Flickr Cameras (Yahoo! Shopping Blog)
タイトルから想像できるかもしれませんが、Flickr にアップされた画像のデータを集計し、使われているデジカメトップ10を調べたもの。Flickr をお使いの方ならお分かりだと思いますが、写真をアップすると様々な撮影データ(EXIFデータ)も同時に記録されます。その中の"Taken with a ..."が撮影に使われたデジカメで、これを集計したというわけで。ちなみに結果は以下の通り:
- Nikon D50
- Nikon D70
- Canon EOS Digital Rebel XT
- Canon EOS 20D
- Canon EOS 350D Digital
- Nikon D70s
- Cybershot
- Canon PowerShot S2 IS
- Canon EOS Digital Rebel
- Nikon D200
実はこのデータ、毎週集計され、トップ100まで公開されているのだとか。そのページはこちら:
■ Top Digital Cameras (flagrantdisregard)
まあ実際にカメラを買おうという場合は、様々な価格比較/レビューサイトを見て情報収集すると思いますが、Flickr の EXIFデータからデジカメのランキングを調べるというのは面白い試みですね。もしかしたら、「風景写真の撮影に使われたデジカメで多いのは・・・」「女性の撮影に使われたデジカメで多いのは・・・」「コメントを多く集めている写真の撮影に使われたデジカメで多いのは・・・」など、様々な条件でのランキングに発展させることができるかもしれません。
デジタルコンテンツを共有するサイトでは、その付随データを利用して、様々な集計/分析が可能なのだということを上記の記事は示していると思います。もしかしたら、その分析結果をマーケティングデータとして企業に売る、といった話にまで発展させられるかもしれませんね。
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