先週のワールド・ビジネス・サテライトで紹介されていたニュースなのですが、本当の意味で「ウィンドウショッピング」ができるサービスを、ラルフ・ローレンが始めたというニュース:
■ ラルフ・ローレンで未来のショッピング体験?(エキサイトニュース)
ラルフ・ローレンのニューヨーク・マディソンアベニュー店で始まったサービスについて。店頭のショーウィンドウの一部がタッチスクリーンになっていて、その場でショーウィンドウ内に飾られている商品を注文できる、というもの。支払いはクレジットカードで行い、(WBSでの解説によれば)商品は後日配送されるそうです。この仕組みがあれば、店舗が閉まっている夜間でも売り込みのチャンスを逃さない、というわけなのだそうな。
まあECサイトがあれば、今でも時間と場所を選ばずに買い物ができるわけですが(WBSで紹介されていたサービス利用の風景も、単に店頭でネットショッピングしているだけといった感じだったし)。それをショーウィンドウ上に実現して、「リアルに商品を見せる→その場で買わせる」を実現しているところが面白いですね。すでにECサイトを設置している小売店でも、この仕組みに魅力を感じるところは多いのではないでしょうか。
以前新聞で、「その場で出品作品が買えるファッションショー」というのが開催されたというニュースを読んだのですが、その時は確か携帯電話が端末として使われていました。最近はクレジットカード機能付き携帯電話も登場しましたし、お店でタッチパネルのような端末まで用意しなくても、例えばQRコードを用意するなどして今回のラルフ・ローレンのアイデアと同様の仕組みを実現するお店が現れるのではないか、と思います。
しかしこんな仕組みが普及したら、「え?コレが欲しい?じゃあ今度お店が開いている時間に来ようか・・・」っていう逃げ台詞が使えなくなるんだろうなぁ。
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