週末なので軽いネタで。以前「デジタル砂時計」とでも呼ぶべき芸術作品についてエントリを書きましたが、こちらはまさしく「デジタル砂時計」な腕時計:
■ sand + time watch (red dot online: design concept - winners 2006)
ロシアのグラフィックデザイナー、Balykin Pavel 氏の作品。Red dot design award 2006 を受賞しています。画像から一目瞭然ですが、時間を砂時計のように計ることができるようになっています(計測する時間はユーザーが設定可能)。また通常のデジタル時計のように、数字で時・分を表示するモードも用意されています。
前回のエントリでも書きましたが、このデザインは時間の「大きさ」を視覚的に表現するものですよね。画面をパッと一目見れば、時間がどれだけ過ぎたか・あとどのくらいの時間が残されているかを強く認識することができるわけです。単にオシャレという以上の効果を持っているのではないでしょうか。
これからもこんな「デジタルでアナログを」なアイデアが登場すると面白いですね。ちなみに上下を認識するセンサーはついていないようなので、腕を振り回しても正確に時間が計れるようです(振動で「砂」の動きが変わる、なんて仕掛けがあってももちろん楽しそうですが)。
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