シロクマ日報でも書いたのですが、最近RSSリーダーを使っていません。ので久しぶりに Google Reader を使ったら、「Email で送る」機能が新しくなったことを知りました:
■ There are people who don't use feed readers? (Official Google Reader Blog)
個々の記事の最下部にある「Email」ボタンを押すと、以下の画面のように、記事の下(同じウィンドウ内)にメール送信フォームが開きます:
このフォームは Gmail と連動しているので、メールアドレスのオートコンプリート機能が使用可能。で、コメントを書き込んで、実際にメールを送ってみた結果が以下の画面:
残念ながらコメントには日本語が使えず、空白になってしまっています。しかし記事本文はHTMLでフォーマットされ、Google Reader 上で表示されたものがそのままで送られていますね(よくあるメール共有機能のように、記事本文のURLだけ送られて終わり、というものではありません)。元々のRSSフィードが全文フィードになっていなければ元も子もありませんが、記事をそっくりそのまま送れるというのは、送られた側にしてみれば便利かも。
というごく簡単なアップデートなのですが、オフィシャルブログのタイトル「RSSユーザーを使わない人もいるだって?」というのが Google の態度を示しているようで好きです。そう、世界には自分たちが慣れ親しんでいる技術を使っていない人々だっているのですから、ユーザー以外のことを考えた機能追加だってあって良いですよね。なぜか全てをRSSで完結させないと気がすまない人もいるようですが、そういった態度は逆にRSSの普及を妨げてしまうのでは……。
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