ネタです。けど意外に役立つかも。作者自ら「ネタだよん」と宣言していますが、WEB2.0系のベンチャー企業を興す資質がどの程度備わっているか、確認できるテストだそうです:
■ What is your W2SAT* score? (*Web 2.0 Startup Aptitude Test) (Futuristic Play by Andrew Chen)
WEB2.0に関するSATなので、テストの名前は"W2SAT"。ここで言うWEB2.0ベンチャーとは、
- 消費者向けのサイトで
- ユーザーをクチコミで獲得し
- 無料で使えて
- 広告で収入を得ている
もの、と定義されています。こんなベンチャーを始めたいと思っている方、あるいは既に始められている方、以下のテストを受けてみて下さい(「はい」と答えた回数をカウント):
1. 有益なサービスを生み出せているか?
- 自分でサイトを構築したり、プログラムを書いたりしている
- ソフト/サービスの企画から出荷までを経験している
- 1ヶ月あれば、コアとなるユーザー体験を創造できる
- ブログや人々との出会いを通じて、常に新しいアイデアに接している
- ユーザーへのインタビューやユーザビリティテストを実施している
2. ユーザーを獲得できているか?
- 広告を通じてユーザーを獲得したことがある
- ユーザー登録ページを最適化している
- メジャーなブログやメディアとつながりがあり、取り上げてもらえる
- クチコミやSEOなど、WEB2.0的な方法でユーザーを獲得している
- ユーザーのリテンション率、熱狂度、バイラルの発生状況などを把握するのに、どんな指標を使えば良いか分かっている
3. 儲けているか?
- サイトからお金を得るために、AdSense 等のサービスを使ったことがある
- CPM/CPC/CPA の違いが分かっている
- 無料+有料会員モデルを採用している場合、一般的な有料会員の比率がどの程度か分かっている
- ソーシャルメディアサイトにおいて、一般的なCPMがどの程度か分かっている
- 他の企業とスポンサー契約を結んだことがある
4. 会社の運営コストに対処しているか?
- 会社を法人化したことがある
- 自分の理想を既に成し遂げた人物にメンターになってもらっている
- 他の企業とパートナー契約を結んだことがある
- 他人を雇ったり、管理した経験がある
- 会社に投資してもらうよう、誰かを説得したことがある
例によって意訳してあるので、「?」と思われた方は原文を確認してみて下さい。で、診断結果ですが、「はい」の合計数で4つのタイプに分かれます:
- 0~4: もっと頑張りましょう。
- 5~9: 起業するのは初めて?信頼できるパートナーを見つけましょう。
- 10~14: すばらしい!自分が知っていること・知らないことがよく分かっているようですね。優れた起業家、もしくは創業メンバーになれるでしょう。
- 15~: もはやこのブログから得るものは何もありません。
とのこと。まぁ「はい」が多ければ多いほど良いということで……ちなみに僕の結果ですが、恥ずかしくて口外できません。
ただし、留学中に教わっていた教授の言葉を受け売りさせてもらえば「起業は個人の力でではなく、チームで行うもの」です。誰か一人が100点満点を取るのではなく、創業チーム全体で100点になっていれば良いのでしょう。また「彼ならこの質問にYESと答えるだろう」「この質問は彼女の得意分野だ」のように、誰かの顔がすぐに思い浮かべられるかというチェックに使えるかもしれませんね。
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