仕事帰り、デパートに立ち寄るあなた。閉店間際のせいか、ほとんどお客はいません。用を済ませて帰ろうとしたのですが、デパートを出る前にトイレに行っておこうと思い立ちます。広いトイレの中に、いるのは自分ひとり。ふと何かの気配を感じたあなたは、恐る恐るそちらの方に視線を向けると……
そこには謎のQRコードが!!
……というプロモーションを松竹が実施中だそうです。
■ “デザインQR”が女子トイレをジャック──ホラー映画「伝染歌」のプロモーションで(ITmedia +D モバイル)
古いネタですが、昨日の日経MJで紹介されてて知りました。松竹が8月公開予定のホラー映画「伝染歌」の宣伝の一環として、池袋・新宿・渋谷の商業施設内にある女子トイレに、上のようなQRコードを設置するとのこと(QRコードは ITmedia の記事に掲載されていたものを転載しました)。実際どのようなイメージで設置されているのかについては、以下の記事をどうぞ:
■ 「トイレ空間」でホラー映画の口コミプロモ-呪いの擬音装置も(シブヤ経済新聞)
これ設置っていうより、トイレットペーパーに印刷されているだけじゃ?もしかしたら、他の施設では違うのかもしれませんが。なんか「8月全国ロードショー」とか説明されてるよりも、上のようなQRコードだけがドアに小さく書かれている……っていう方が不気味でインパクトありそうな気がするのですが。
汚い話で恐縮ですが、確かにトイレ(個室の方)に入っていると、手持ち無沙汰になりますよね。人には言えないけど、自宅のトイレには新聞や雑誌を持って入るのが好きだ、という人がいないとは言わせません。なのでふと目の前にQRコードがあるのを見つけたら、アクセスしてしまう人は多いのではないでしょうか。問題はこんな恐ろしげなQRコードにアクセスしてくれるのか、という点ですが……。
しかし「トイレでヘンなものを見つけたよ、怖くてアクセスしなかったけど」というだけでも、「ああそれはね……」という感じでクチコミが広がっていくのかもしれません。また「トイレにQRコード!」というだけで、様々な媒体(含むブログ)で取り上げられてパブリシティ効果が狙えるでしょうし。賛否両論ありそうだけど、トイレ×ホラーというインパクトは最強なのでしょうね。またQRコードといえばこんなアイデアもあるし、まだまだ突飛な活用例が生まれてくるのかも。
面白い企画ですね!これから第2のトイレジャックがいろいろと出てきそうで楽しみです。このQRコードもインパクトありますし、QRコードをからめたプロモーションが楽しみです。QRコードに関して少し
調べてみましたが、今回のデザインQRを含めて色んなQRがありました。
http://d-qr.net/
http://e-ginga.net/
http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/everyone/archive/news/2007/07/20070705mog00m020006000c.html
投稿情報: 坂本 | 2007/08/10 13:52
坂本さん、コメントありがとうございます。
QRコードはデザインを入れたもの、巨大にしてしまったものと様々なアイデアが生まれていますよね。今後どのような使い方がされるか、展開が楽しみです。
投稿情報: アキヒト | 2007/08/15 18:45