24時間テレビでも欽ちゃんが走ってましたが、なんだかんだ言われながらもジョギングを日常的な運動にしている人は多いですよね(こちらのページによれば、日本でのジョギング・マラソン人口は約2,600万人なのだとか。ちなみに余暇でゲームをする人は約3,000万人だそうです)。で、アメリカではジョギング愛好者向けに新たなサービスが登場したそうです:
■ Sightseeing on the run (Springwise)
タイトルのまんまですが、ジョギングしながら観光名所をガイドしてくれるという"City Running Tours"というサービス。申し込むと、ランナーの好みや体調に合わせたルートが設定され、ガイドが併走しながら市内(現在はニューヨーク、ワシントン、シカゴの3ヶ所)を案内してくれるとのこと。料金は最初の6マイル(約9.7キロ)までが$60で、その後1マイル延長するごとに$6追加される、という形式になっています。
ということで、どちらかと言うと「観光」に主眼が置かれたサービスなのですが、「旅先でも(趣味の)ジョギングを可能にしてくれるサービス」と捉えることもできるのかな、と思います。慣れない土地、特に外国で走ろうとすると、どこを走るのが安全かはなかなか判断できないですよね。そんな時にこのサービスがあれば、事故や犯罪に巻き込まれることなく、健康的に走れるルートを知ることができる……という使い方もできるかもしれません(まぁ、それだけでは$60という料金設定は高いですが)。
「旅行に出たら旅行に集中しろ!」という派の方もいらっしゃると思いますが、「たまには日本食も食べたいなぁ」というニーズを和食レストランで満たすように、「日課にしてる運動をしたいなぁ」というニーズをこんなサービスで満たすのもありではないでしょうか。もしかしたら既に存在しているのかもしれませんが、外国人旅行客向けに外国語でジョギングルートを紹介するサイト/サービスや、ジムなどに一日限定・通訳付きで参加できるサービスなどが考えられるかもしれませんね。
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