答えは"bacn"(ベーコン)だそうです。最近登場し、ネット上で使われ始めているとのこと:
■ 'Bacn,' While Nicer than Spam, Still Clogs Inboxes (MarketingVOX)
シャレを説明するほど野暮なことはないですが、「スパム」ほど不味くはないけど、さして美味しくもない食べ物ということで「ベーコン」が使われているわけですね(僕はBLTサンドとか、ベーコンレタスバーガーとか大好きですが)。
で、メールの方の「ベーコン」はどんなものを指すのかというと:
- スパムと異なり、ユーザー自身が購読を選択している
- しかしニュースレターやWEBサービスのアップグレードのお知らせなど、たいして読みもしないもの
だそうです。確かに僕の受信箱を見てみても、ベーコンっぽいメールが山のようにある……アカウントだけ作ってその後アクセスしていないSNSからのお知らせメール、とか。会員登録をする際に、「○○からのお知らせを受け取る」というチェックボックスが隠れていたりするんですよね。で、見逃してしまってメールが届くようになり、登録解除するのもかったるいからそのまま放置してある、と。
いわゆるメールマガジンにも、登録会員数は多くても「ベーコン」化しているものがあるんだろうなぁ。運営側にとっては、「受信しているユーザーが本当はどう感じているのか、常に注意しなければならない」という警告の言葉ですね。この Polar Bear Blog も多数の方々にRSS登録していただいていますが、受信はされるけど読まれることのない「ベーコンフィード」とならないよう、頑張りたいと思います。
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