もう1つネタです。このブログを読んでいただいている方は僕と同じ年代が多いので、もしかしたらとっくの昔にご存じかも。
お米は普通、1キロいくらで売られますよね。5キロの米を買うよりも、10キロを買った方が当然高くなります。ではここで問題 -- 重量にかかわらず、一定の価格で買ってもらうにはどうすれば良いでしょうか?
答えはこちらをどうぞ。なるほど、というアイデアです:
■ だっこ米 (楽天市場)
内祝い用の商品「だっこ米」。新生児の出生体重と同じ重量のお米をキレイに包装し、お祝いのお返しとして届けてくれるというサービスです。値段は重量に関係なく、一律4,980円(税込、通常価格)とのこと。同様のサービスを行っている会社はいくつかあるようですので、どこが考え出したアイデアかは分かりませんが、なるほど面白いサービスですね。
この商品では、「重量」が値段の基準を示すものではなく、赤ちゃんの体重を示すものに変化しているわけです。重要なのはギフトとしての体裁であって、そこに価値=料金が発生するから、一律5,000円という料金体系が成り立つと。同じような「価値基準のシフト」というテクニック、他の場面でも活用できるかもしれません。
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