うーん、このタイトルだけじゃ何のことやらという感じですね。とりあえず、百聞は一見にしかずということで、実物をどうぞ:
アクセスすると、上のスクリーンショットのような画面が表示されるはずです。けどどこか見慣れたデザイン。左上のカーソルとスライダー、そしてピンのアイコンにタブ付きの吹き出し……そう、Google Maps にそっくりです。そして左下には"Powered by Google"の文字が。
実はこれ、Leeds University の James & Joe というチームが開設したホームページのこと(via 30gms)。自分たちの作品を自由に拡大・縮小して見てもらうために、Google Maps の技術を活用した、とのことです。画面最上部のプルダウンメニューに"Projects"というセクションがあると思いますが、このセクション内のページは全て Google Maps 型になっており、作品を自由に拡大/縮小/スクロールができるようになっています。そして説明を読むには、お馴染みのピンのアイコンをクリックすればOK。
実際に James & Joe のサイトを見て思ったのですが、確かにアート作品のサイトには、Google Maps 型のインターフェースが合うかもしれません。初めての人はとまどうかもしれませんが、Google Maps に慣れている人ならそんなに違和感を感じないし。デフォルトの縮尺(?)で見ると普通のアートなんだけど、細部を拡大したり、全体を表示すると何か面白いことになっている……という仕掛けも可能かも。いずれにしても、Maps のテクノロジーが意外な派生を生んでいるのですね。
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