実は昨日はお休みをいただいて、渋谷の Bunkamura に遊びに行っていました。そこの書店でこんな本を発見:
タイトルの通り、イタリア語会話の本なのですが、「ねこと一緒に暮らすための273フレーズ」という帯がついています。またそれは限られたシチュエーションでの会話だな(っていうかネコ相手じゃ会話じゃないし)、と思ったのですが、帯の裏面にはこうあります:
知らない人にいきなり話しかけるのは、ちょっと勇気がいります。でも、辛抱強く話を聞いてくれるねこたちならば、気兼ねすることもありませんし、はにかむ必要もありません。生活のパートナーですから、日常用語を覚えるのに最も適しているのです。
なるほど!しかもネコっていうのは、なぜか話しかけたくなる存在ですよね(<-猫好き)。うーん、なんだかネコを相手に外国語を覚える、というのが素晴らしいアイデアのように思えてきました。そして中を見ると、こんなフレーズが載っているではありませんか:
Perche mi disturbi sempre quando leggo?
(どうしていつも本を読む邪魔をするの?)Lasciami tranquillo.
(放っておいてちょうだい)Anche tu vuoi provare il computer?
(君もコンピューターをやってみたいのかな?)
さらに「猫に愚痴を聞いてもらおう」というコーナーでは、こんな会話も:
Ho fatto delle stupidaggini al lavoro.
(会社でヘマをしたの)Il mio capo non e contento.
(私のボスが不機嫌なの)Che devo fare?
(どうしたらいいかな?)
素晴らしい!いやぁ、ネコ相手でも十分イタリア語会話の勉強ができますね。ぜひ他の外国語バージョンも出版してもらいたいです。いや、IT業界の人々向けには、「PCに向かってつぶやく言葉で外国語を覚える」という企画のほうがウケるかも(「くそっ!」「またフリーズだ!」「今日も徹夜かよ!」みたいな、呪いの言葉ばかりになりそうだけど……)。
先日AMNの飲み会に参加した時に、ある偉大なブロガーさんが猫好きであることが判明して嬉しくなりました。ブロガーの猫好き率を調べてみたい気もする今日この頃です。
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