新しいタイプの広告がスタートしたので、ご報告ということで:
■ アジャイルメディア、ユーザー投稿をリアルタイムに反映する「ソーシャルバナー広告」 (CNET Japan)
■ 大塚製薬、ユーザーの投稿内容を反映するソーシャルバナー広告の提供開始 (NBonline)
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)と博報堂DYメディアパートナーズによる、「ソーシャルバナー広告」の取り組みについて。簡単に言えば、「ユーザーの投稿した内容が、バナー広告に表示される=ユーザー参加型バナー」ということですね。このブログにも表示されている(※ローテーション表示のため、表示されていない時もあります。また掲載期間終了後は表示されません)、こちらのバナーがそれ:
また関連して、Polar Bear Blog ではこちらのブログパーツも表示しています:
ブログパーツの方が、既に「リアルタイムで内容が変化する」ということを実現していますから、イメージ的に分かりやすいかもしれませんね。「バナーもブログパーツ化しつつある」と捉えることもできるのでしょうか。
肝心の中身は?という点ですが、大塚製薬のキャンペーンで、「キモチスイッチしたいとき(気分を切り替えたくなったとき)」をユーザーに投稿してもらうというもの。公式サイトはこちらになります:
上のスクリーンショットからも分かる通り、強烈なインパクトを放つサイト(笑)なのですが、ここで表示されている「嫌いな先生に問題を当てられた時・・・。」などの文章がユーザーから投稿されたもの。ちなみに
今回配信するバナー広告は、広告を配信する時点での同サイトの上位ランキングをバナーに反映させるもので、バナーが表示されるタイミングで広告の内容が変化するようになっている。
ということで、「表示される文章」だけでなく「表示される順番」という2つの意味でユーザーの行動が反映されることになります。
かつて「見てもらうだけのもの」だった広告は、最近急速に「見る側の参加」を試みるようになっているわけですが。その一環として、ソーシャルバナーという手法が根付くのかどうか、注目ですね。
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