最近リニューアルされて、ますます爽快に動くようになった Gmail。これを Google ではなく、Microsoft が作っていたらどうなっていたのか?というネタ:
■ What If Gmail Had Been Designed by Microsoft? (Google Blogoscoped)
単純にネタとして面白いのですが、両社のデザインに対する姿勢の違いをよく示していて参考になるかも。
まずこちらが普通の Gmail の画面。皆さんお馴染みかと思いますが、念のため:
機能満載ながらも、シンプルなデザインになっていますよね。これにどんどん「マイクロソフト色」を追加していくわけですが、どんな特徴を加えるかというと:
- サービス名は長く(ここでは仮に"Windows Live Mail")
- Windows アイコンを追加
- メール本文のプレビュー画面を追加
- ヘルプテキストは長く
- メールの表示はスレッド形式ではなく、個々のメールごとに
- 広告はテキスト連動型ではなく、テキスト非連動のバナー広告に
- 画面最上部にもバナー広告スペースを追加
- 最初に表示されるのは受信ボックスではなく、「ウェルカム画面」に
- 動作が遅いはずなので、"Loading"画面を表示
- 色合いを暗めに、さらに影を追加
- MSN ニュースのスペースを追加
- あの犬を追加
などなど。で、完成した最終形態がこちら:
うーん、Microsoft さんには悪いですが、確かにこんなデザインになりそう……。企業が放つメッセージというものは、言葉の中だけに現れるのではなく、提供するモノ/サービスのデザインにも如実に現れるものなわけで。今回のはそれ(記事中の言葉で言えば「マイクロソフトのフィーリング」)をマネして、揶揄しているわけですが。
しかしなんとなく完成したデザイン、ちょっと赤系統の配色にすれば「Yahoo!が Gmail をデザインしたら」というネタになりそう。Yahoo! メールももうちょっとデザインがなんとかならないかなぁ。
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