普段生活していると、街の中で「なんでコレはこんなに使いにくいんだろう」って思うことってありますよね。そんなモノを投稿して、勝手に改善策を練ってしまおうという、ユニークな参加型サイト"RedesignMe!"が登場したとのこと:
■ Crowdsourcing product improvements (Springwise)
話は簡単。「コレは使いづらいなぁ」などという不満を抱いたら、そのモノや施設の写真を撮って、メッセージと共に投稿します。するとご覧の通り、RedesignMe! のトップページに表示されます(ちなみに以下のスクリーンショットはフラッシュ版で、最上部のバナーに見える部分がランダムに表示するスペースで、左サイドバーが最近投稿されたもの/最近改善提案がなされたものを表示するスペース):
1つ選んでみました。gregor というユーザーが香港で見つけた、熱湯販売機。「熱湯に注意」という警告が書かれているにも関わらず、ボタンが熱湯の出るノズルよりも下にあるので、どう頑張っても熱湯を浴びるだろ――という明らかな設計ミスですね:
で、「ココをこうすれば良くなるんじゃないか?」というアイデアが浮かんだら、画面にある"Redesign Me!"というボタンを押します。すると以下のような投稿画面が:
ここで改善案の名前、詳細な解説を入力します。またイメージ画像(設計図やイラスト、実際に自分で作ってみたダミーの写真など)、さらには動画ファイルまでアップロード可能。いちいち画像を作るのが面倒、という人には、こんな画像加工ツールまで用意されています:
これでオリジナルの画像に対し、あれこれお絵かきすればOK。ちなみに上記の画像にある青い矢印は、僕が追加したものです(あのボタンが警告文の真下にあれば、かなり改善されるはずですよね)。
それでは投稿された改善案はどうなるのか、ということについてですが、ご想像の通り他のユーザーによる評価/コメント投稿が可能。で、毎月評価の高かった改善案が選ばれ、表彰が行われるそうです:
というわけで、「不満があるモノに対して文句を言う」「世界中にあるおかしな製品を見て笑う」「アイデアを生み出す」「他人のアイデアを見て参考にする」などなど、様々な楽しみ方が可能なサイトですね。中には「iPod」なんてものを投稿している人もいますが、世界中の人々からアイデアを募れば、現在のデザインを超えるものが見つかるかもしれません。そのうち企業の社員がこっそり投稿して、改善提案を募る場所になったりして……。
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