週末なので軽いネタで。マイクロソフトの元研究員で、ニューヨーク・タイムズやハーバード・ビジネス・レビュー等にも寄稿しているコラムニスト、Linda Stone さんが「Eメール無呼吸症(Email Apnea)」なる言葉を生み出しています:
■ Just Breathe: Building the case for Email Apnea (The Huffington Post)
どうも人間はメールをチェックしている/書いているとき、息をするのを忘れてしまうらしい……という話。また無呼吸の反対で、過呼吸になっているケースも見られたそうです。と言っても科学的に調査したわけではなく、Linda さんが自身や周囲の人々を観察した結果でしかないのですが。ただ言われてみれば、大事なメールを早く返さなきゃ、などという時は焦りで呼吸リズムが乱れてしまっているかもしれません。
呼吸回数が過度に減ったり、増えたりするとどうなるか。ここからは Linda さんが医師に確認した話ですが、体の中の酸素/二酸化炭素/酸化窒素のバランスが崩れ、当然のように健康や精神状態に害を及ぼすとのこと。日本でも「睡眠時無呼吸症候群」なんて病気が話題になっていますし、呼吸法の大切さは様々なところで訴えられていますよね。
さすがに呼吸回数を計る装置などは市販されていないので、簡単に確認できるわけではないのですが、次にメールを送る時には気をつけてみると面白いかもしれません。友人相手ならリラックスした気持ちでいられるでしょうから、特に仕事関係のメールについて注意すると良いかも。また上記の記事に対して Robert Scoble 御大が反応しているのですが、彼の場合は「ブログを書いているときに無呼吸になっていることに気づいた」そうです。となると、メールに限らず、内容に気をつけて文章をタイプしている時が危ない……のかもしれません。
ということで、ブロガーの皆さま。ブログを書いているときには定期的に深呼吸して、脳と体に新鮮な空気を送ってあげましょう。頭がさえて、名文が書けるかも?
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