過去に水害のあった地域を歩いていると、「ここまで水位が上がりました」などと示している標識を見かけることがあります(「ここまで水が来た」でイメージ検索したら、こんなのを見つけました)。その発想を逆手にとって、地球温暖化の危機を訴えようという活動がこちら(via. information aesthetics):
道路に引かれた一本の線。実はこれ、地球温暖化で水位が上昇したとすると、海岸線がここまで来るかもしれない……ということを示しているとのこと。「ここまで水が来ました」ではなく「ここまで水が来ます」ということですね。
ちなみに以下が線を引いている様子:
概念で論じていてもイメージしづらいことは、現実に再現してしまう、と。たとえ線一本だけだったとしても、イマジネーションを刺激すればインパクトを出せるわけですね。そういえば同じような発想で、こんな広告もありました:
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