昨日に続いて"No Asshole Rule"ネタを続けてしまいますが、職場でのイジメにあった場合、「話を聞いてくれる人物を見つけて、ストレスを解消する」というのがやり過ごす方法の1つになるとのこと。その部分を読んだときに、ちょうど次のエントリを目にしました:
■ Twitter Is The Tech Water Cooler (ReadWriteWeb)
タイトルを意訳すれば、「Twitter が職場での井戸端会議の代わりになる」といったところ。要は Twitter 上のカジュアルな会話が、仕事の合間のよい息抜きになるという感じですね。特に自宅や遠隔地など、オフィスを離れて仕事している場合には、Twitter でのつながりが重要なものになると主張されています。
Though most home workers stay connected to colleagues via instant messaging applications, email, and telephone, sometimes we want to take part in some non-work-related banter to relieve stress.
自宅で働く人々は、同僚とIMやメール、電話などでコミュニケーションを取っているものの、時にはストレスを解消するために、仕事と関係ない話で盛り上がりたいものだ。
そして日本で言う「タバコ部屋」に代わるものをバーチャルに提供するツールとして、Twitter が最適だという話です。
最近「バーチャルタバコ部屋」という形容詞で語られるのは社内ブログや社内SNSですが、それだと出会えるのは社内の人々だけです(当然の話ですが)。Twitter であれば、外部の人々とゆるくつながることができますから、「仕事と関係ない話」「同じ職場にいない人との会話」でストレス解消、というのにより適したツールではないでしょうか。
もちろん Twitter はネット上に意見を放つツールですので、誰に見られているか分からない状況では自由な発言はできないという面もあるでしょう(プライベートモードに設定し、信頼できる人にしか公開しないのであれば話は別ですが)。しかしストレス解消というか、福利厚生的な位置付けで Twitter を利用するというのは検討に値するかもしれません。実際、ちょっとした悩みを Twitter 上で打ち明けたところ、それを聞いた人々が一声かけてくれた――という話をよく聞きますし、実際に目にすることも多いです。悩みを口に出すことで、精神的負担を軽くするというカウンセリングのような存在に Twitter がなっていく……そんな可能性もあるのかなぁ、と期待も込めて書いてみました。
私も同じことを考えてました。「twitterってリアルに存在するものにたとえたら何になるのかなあ」と考えていたらタバコ部屋という結論に達しました。
私自身はタバコをすわないのですが、喫煙者から「たまたまそこに居合わせた人と、仕事の話をしたり、世間話をしたり、しかもそういうのが職位に関係なく交わされる」ということを聞くと、そうかtwitterと同じだと思ったわけです。
投稿情報: yasuo | 2008/03/21 07:27
yasuo さん、コメントありがとうございます。
いろいろな方々が「Twitter を例えると・・・」というテーマでブログを書かれていますが、「Twitter = タバコ部屋」というのはしっくりくる例えのひとつだと思います。
僕もタバコは吸わないのですが、仰る通り「たまたまそこに居合わせた人々とのコミュニケーション」という点が一緒ですよね。「自分の言うことをできるだけ多くの人々に聞いて欲しい、だからミカン箱の上に立って公園で演説する」のがブログだとしたら、「そこにいる人だけ聞いてくれればいい、もしくはそこにいる人々の会話を聞けるだけでいい」というのが Twitter かなー、なんて。
投稿情報: アキヒト | 2008/03/23 18:25