既にお試しになった方も多いと思いますが、Google Earth のバージョン4.3 が公開されました:
■ 「Google Earth 4.3」ベータ版公開、夜明けから日没まで再現する新機能 (INTERNET Watch)
■ 「Google Earth」最新版、バージョン4.3が登場 (ITmedia News)
最新バージョンではリアルな3D建物の追加、Google Maps でも提供されている"Street View"の追加などが行われていますが、何といっても目玉は「サンライト機能」でしょう。早速試してみたいけど、ダウンロードの時間すら惜しい……という方は、以下の公式映像をどうぞ:
ご覧の通り、ツールバー上にある太陽のアイコンをクリックすると、現在の時刻を取得して太陽光の当たり具合(つまり昼と夜)を再現してくれます。また時刻は画面上のスライダーで変えることができるので、朝焼けや夕焼けの状態を見ることも可能。
上の映像ではスイスアルプスの風景が映し出されていましたが、同じ事を富士山でしてみたのがこちら。朝焼けに:
夕焼けです:
こちらは東京駅丸の内口、新丸ビルからOAZOのあたりの朝焼け:
最近『エヴリブレス』というSF小説を読んだのですが(シロクマ日報での書評はこちら)、そこでは現実世界をリアルに再現したバーチャル空間(Second Life をもっと高度にさせた感じ)が舞台となります。そのバーチャル空間がパラレルワールドのような存在になり、人々が自分の人生を重ねてゆく……という流れなのですが、Google Earth もここまでリアルになると、自分のアバターを「住ませて」みたいという欲求が強くなるかもしれません。既に Google Earth を舞台にしたゲームなどが発表されていますが、まさしく Google Earth を"Second Earth"として捉えるようなサービスが増えてくるかも。
< 追記 >
さらに今日はこんなニュースも。120年前の関東地方の地図データが公開され、Google Earth にオーバーレイできるようにもなるとのこと:
■ 120年前の関東地図をネット公開 Google Earthで里山の変化実感も (ITmedia News)
公開は4月21日(来週月曜日)からとのことで、まだ確認できませんが、始まったら僕がいま住んでいる辺りを確認してみたいかも。これでますます、Google Earth が「もう1つの地球」としてパラレルワールド化するかも?120年前の世界に自分のアバターを出現させて遊ぶ、なんてね。
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先日google earthをダウンロードしました。日の出を見れる機能があるときいたのでさっそく試してみましたが影だけで空はあかるて、太陽はどこにも表示されず、上記の写真のように朝焼け、夕焼けさえもみることができません。サンライトボタンを押すだけでみることができるんですよね?特別な操作が必要ですか?
投稿情報: | 2008/11/01 15:31
僕もそうなんです
投稿情報: 名無し | 2009/12/26 11:29