昨日「人々はリアルタイムで情報を得ることに夢中になっている」なんて指摘を紹介したばかりですが、米フロリダ州にあるディズニーワールドの情報をリアルタイムに伝えてくれるサイトが登場したとのこと。面白いことに、Twitter も活用されています:
■ Twisney.com Mixes Walt Disney World, Twitter, Flickr and Microsoft’s Virtual Earth (NETCON.com)
サイトの名前は"Twisney.com"(Twitter + Disney?)。アクセスすると、ご覧のような画面が表示されます:
お馴染みの衛星写真による地図に、操作用のメニュー。使われているのは Google Maps ……ではなく、なぜか?Microsoft の Virtual Earth です。ちなみにエンベッド用のコードも発行されているので、以下に貼り付けてみましょう:
地図上にはいくつかピンが表示されていますが、ご想像の通りこれが個々の情報になります。情報は一般のユーザーからメールや Twitter (twisney というIDに対して@コメントを送信)などを経由して寄せられたもので、画像の投稿も可能。Twisney.com は寄せられたメッセージから関係する場所を割り出して、自動的にその場所に情報を貼り付けてくれます(例えばメッセージの中に「ビッグサンダーマウンテン」という単語が含まれていたら、ビッグサンダーマウンテンの上に持ってくるなど)。
ちなみに投稿された画像は Flickr 上の専用コミュニティに自動保存されるようになっており、さらにモバイル版 Twisney (http://www.twisney.com/mobile/overview)も用意されるなどなかなかの徹底ぶり(確かにテーマパークに行って、いちいちPCを開いて情報を得ることはないですよね)。仕掛け自体に特に目新しさはないのですが、「ディズニーワールド」という場所を限定しているだけに、分かりやすくて便利なサイトだと思います。ただ情報源を一般人に頼っているので、どうしてもこのサイト自体の人気が上がらないとアクセスする価値が少なくなってしまいますが(パーク内のショップ、アトラクションの従業員に端末を渡して、定期的に情報を投稿してもらえるように頼むという手法もありそう)。
全然関係ないですが、アクセスしたら"Bird's eye"(鳥瞰図)にして眺めると雰囲気が増して良いですよ。ゴールデンウィークなのに、どこにも脱出できない自分が悲しくなること請け合い(いやー僕は9連休で海外旅行なんですよねー、などという方はチェックする必要はありません)。
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