まずは説明抜きで、次のゲームで遊んでみて下さい:
アクセスすると画像のダウンロードが始まり、終わるとインストラクションが表示されます。といってもルールは簡単で、画面に以下のような風景と人物が表示されるので、相手を撃つ場合には「/」キーを、撃たないと判断した場合には「Z」キーを押します:
このように、相手が銃を持っていた場合には迷わず「/」キーを押して下さい。しかし以下のスクリーンショットのように、銃のように見える何かを持っている場合もあります:
この場合は撃ってはいけないので、「Z」キーを押します。登場する人物は100名。正しい判断だとスコアがプラスされますが、判断が誤っていた場合・遅い場合にはマイナスされるので注意。ではさっそくどうぞ。
……結果はどうでしたか?ゲームが終わると、以下のようなメッセージが表示されると思います(以下は実際に僕がプレイした後のもの):
Game Over
Your Score: 520
Average reaction time:
Black Armed:683.44ms
Black Unarmed:822.92ms
White Armed:732.76ms
White Unarmed:880.64msゲームオーバー
スコア: 520
平均反応時間:
武装した黒人: 683.44 ミリ秒
武装していない黒人: 822.92 ミリ秒
武装した白人: 732.76 ミリ秒
武装していない白人: 880.64 ミリ秒
ということで、ここまで見ればゲームの本当の狙いが明らかになったと思います。実はシカゴ大学が心理テストとして作ったもので、プレーヤーの中にある潜在的な偏見、あるいは差別意識を浮き彫りにするのが目的。僕の場合、武装した白人を撃つ場合、武装した黒人を撃つよりも50ミリ秒考える時間が長いという結果がでました(もちろん僕は、人種差別主義者ではないことをお断りしておきます)。
このゲーム、以下のリンク先で知りました:
■ How Racist Are You? (Neatorama)
似たような心理テスト、話で聞いたことはあるけど実際に試したことはない、という方が多いのでは。ちなみに僕は「このゲームは潜在的な偏見をチェックするものである」と知った上でチャンレンジしたのですが、結果はご覧の通りでした。ということでまだ試していない方も、ぜひ一度試してみて下さい。意外な結果(むしろ白人を撃つ方がためらわなかった、とか)が出るかもしれません。
……余談ですが、いまならこのゲーム、「黒人 vs. 白人」ではなく「白人 vs. 中東系(もしくは東アジア系!?)」バージョンを作った方が結果が如実に表れるかも。
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