ええ、仕事を始めるとなぜか別のことがしたくなる、それが人間というものです。しかし周りの目が気になる、そんな時はこちらのサイトはいかがでしょうか:
New Zealand Book Council が開設した、仕事中でも堂々と小説や詩などが読める、というサイト。なぜ仕事中でもOKかというと……
アクセスすると表示されるのが上の画面。何かのログイン画面に似ています。"NZ Book Council"のアカウントをクリックしてみると……
画面はフルスクリーンモードになり、またまたどっかで見たような画面が。画面上には、「ショートストーリー」「詩」などのフォルダが用意されています。試しに「ショートストーリー」フォルダを開いてみましょう(ダブルクリックで開きます)。
するとご覧の通り、某エクスプローラーでお馴染みのウィンドウが開き(ちなみにご丁寧に移動まで可能)、パワーポイントの資料が用意されていることが分かります。しかし「~発表資料」「定例ミーティング~」などという名前ではなく、どっかで聞いたことがあるような作品名や小説家名が並んでいます。試しにオスカー・ワイルドの『幸福な王子』を開いてみると……
いきなりプレゼンテーションが始まります。どっから見てもビジネス資料にしか見えないのですが……よーく読んでみると、書かれているのはまさしく『幸福な王子』の内容です(その話知らない、という方はウィキペディアの解説をどうぞ)。実物をご覧いただければ分かると思いますが、ちゃんとアニメーションまで再現されていたりと、作り込み方が尋常ではありません。これなら同僚やボスに見られても、「あーなんか資料作成で忙しいんだな」と信じてもらえること請け合い!(って、全部英語なので逆に怪しいという話もありますが。)
他にも「スタートメニュー」をクリックするとちゃんと動いたりと、細かい仕掛けがあるので是非お試しを。経営者の方々には悪いですが、もっとこんな「仕事してるかのように偽装しながら楽しめるサービス」が増えてくれるといいなー、などと思ったりして。
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