今日は Twitter が新しいデザインになった、というニュースもあったのですが、デザインが新しくなったサービスがもう1つ。それが久しぶりの登場となる FriendFeed です:
実は8月下旬からベータ版として提供されていたデザインが、ユーザーからのフィードバックを加味した上で最終版としてリリースされたもの。以前の"Rooms"が上部に表示されていたデザインよりも、スッキリ見やすくなりました(個人的には大歓迎の変更です)。
またデザインの変更だけでなく、2つの新機能もリリースされています。公式ブログでのアナウンスはこちら:
■ New FriendFeed design launched... with an exciting new feature! (FriendFeed Blog)
【新機能その1】
フォローしているユーザーのグルーピングが可能になりました。デフォルトで用意されているグループは「Favorites」「Personal」「Professional」の3つだけですが、新しいグループの作成も可能。これを使ってユーザーを整理しておくと、例えば「Favorites」に入れたユーザーの更新だけを確認する、といったアクションができるようになります。
上はフォローしているユーザーを管理する画面ですが、ここでグルーピングを簡単に行うことができます。ユーザーのアイコン横にあるチェックボックスにチェックを入れ、画面上部にあるプルダウンメニューからグループを指定すればOK。また新しいグループは、左サイドのメニューバーにある"new list"というテキストをクリックすれば作成できます。
【新機能その2】
あるオンライン上の記事に対して、人々がどんな反応を示しているか、確認しやすくなりました。これまでは、例えば同じ ITmedia 記事や CNET 記事を参照してディスカッションしていても、起点となる書き込み(ユーザーが Twitter 上で行ったコメントや、ソーシャルブックマーク上で行った登録)が異なれば当然ながらディスカッションは分かれてしまったわけですね。
そこで今回の新機能、"duplicate detection"(関連エントリ探知機能、とでも訳しましょうか)の登場:
上のスクリーンショットの塗りつぶされている部分には、実際にはユーザー名が表示されています。ちょっと分かり難いかもしれませんが、画面の最上部に「ブロゴスフィアに抹殺されたプレスカンファレンス - japan.internet.com Webビジネス」という記事がリンクされているのが分かるでしょうか。そしてその下に、「この同じ記事を参照している書き込みが3つあるよ」ということで、関連するものが表示されています。上のスクリーンショットでは既に展開された形になっていますが、最初は閉じた形になっており、"~ related entry from ~"の部分をクリックすると一覧が確認できるという形式です。
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ということで、特に新機能2は便利かも。ある記事を軸にして、人々の反応を漏らさず確認することができるので、フォローしているユーザーの間で話題になっているネタにキャッチアップする……なんてことが簡単にできるようになりそうです。まだ FriendFeed を使っていない、という方、この他にも「地味だけど使える機能」が満載ですのでぜひ試してみて下さい。
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