ネタです。インドで行われた日本文化紹介イベント(石川啄木がフィーチャーされたらしいです)において、エントランスにこんな仕掛けが施されたとのこと:
■ Japan Association: Greeting (Ads of the World)
入り口の横にある真っ赤な垂れ幕。その真ん中から少し下のところに、何やら小さい文字で文章が書かれています:
The Japan Association welcomes you
Japan Association が皆様を歓迎いたします。
と、実は文章の中身は問題ではなくて。それを読むときの人々のポーズの方が重要です。画像を見ていただければ分かると思いますが、腰を曲げて、上半身を傾ける格好――そう、「何が書かれているんだろう?」と興味を向けるだけで、日本式のおじぎをしてしまうという仕掛けなわけですね。
「こうして下さい」「ああして下さい」とアレコレ指示するのではなく、自然に相手を誘導してしまう。まさに柔よく剛を制す、和の心が活かされた広告……とは言い過ぎですが、座布団一枚もののアイデアでした。
コメント