今日は「ワイヤレスジャパン2010」と「東京おもちゃショー2010」のはしごをしています。なぜに東京おもちゃショー?と思われるかもしれませんが、お目当ては「デジモンクロスアリーナ」というゲーム。トレーディングカードで遊ぶアーケードゲーム(「ガンバライド」や「データカードダス」などが有名ですね)の一種なのですが、面白いのはAR(拡張現実)で味付けがされている点です:
■ ARでバトル?! 7月から展開する『デジモン』新シリーズには大人も注目! (ガジェット通信)
自分の持っているトレーディングカードに掲載されているQRコード(「ARコード」という名称が与えられています)を、筐体に内蔵されたカメラで撮影すると、カードに連動するモンスターが召還され、さらに現実世界と連動したゲーム画面に現れるという仕組み。
ゲームがスタートすると、まずはこんな風にARコードを読み込ませます:
召還されると、こんな風に「ドカーン!」と突き破るようなイメージでデジモンが出現:
あとは台の上にあるコントローラー(矢印の形をした板)を動かすことで、ゲーム画面内に出現したデジモンを動かすことができます。コントローラーを前後に動かせば「突撃」、左右に動かせば「なぎはらう」、後ろに動かせば「退却」のように、直観的な操作が可能:
この操作感、非常に分かりやすいです(ちなみに画面に映っているのが僕自身の手になります)。個人的に「なぎはらう」攻撃で相手にダメージを与える操作が非常に爽快!板をスライドさせるという行為から、なんとなくエアホッケーをプレイしているような感覚を連想しました。
iPhone×自分でプレイしながらの撮影ですのでかなり分かりづらいですが、いちおう動画も撮ってみました:
ということで、やはりARだけに直観的な分かりやすさというのは抜群ですね。現実空間にデジタル画像が合成されるというのは「召還」というイメージにピッタリですし、また「ボタンを連射する」という行為以上に「自分の手を大きく動かす」という行為には燃えるものがあります。「東京おもちゃショー」に行かれる方、ぜひ4階のバンダイブースで体験してみて下さい。
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