こういうものも「才能の無駄づかい」、あるいは「技術の無駄づかい」と言うのでしょうか?拡張現実で、カネにモノを言わせることができるというiPhoneアプリが登場しています:
■ Money Talks with AR (Augmented Planet)
カネにモノを言わせるといっても、もちろん暴力的な意味ではなくて。英国の5ポンド札(こんな感じ)または10ポンド札(こんな感じ)に描かれている、エリザベス女王の肖像に喋らせてしまおうというアプリです。百聞は一見にしかずということで、こちらの紹介ビデオをどうぞ。
入力したテキスト、もしくはあらかじめ用意されているテキストを"Blah, blah, blah …"と言いながら表示してくれます。さらに表示されたテキストがお札の中に溜まってゆく、というオマケ効果つき。念のため確認したところ、モニタ上のお札の画像でもOKで、さらに日本語も通りました:
といっても何の実用性もないアプリなのですが……。しかしカメラをかざすだけで肖像を認識し、その上に滑らかにCGを重ね合わせる技術は一見の価値ありです(ただし残念ながら有料)。
お金で遊ぶ上に、女王陛下の肖像画で遊ぶという二重の意味で不謹慎なアプリ。しかし「モバイルARもここまでできるようになった!」という技術の進化を体験したい方は是非どうぞ。
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