いやいや、これはインパクトのあるデモ映像ですよ。何はともあれこのiPhoneアプリ"Word Lens"が動いてる様をご覧下さい:
ただ翻訳するだけであれば、既に無数のアプリが存在していますが(それだけでも十分凄いことだけれど)、Word Lensは映像内にある言葉を自動で認識、さらに翻訳した内容をリアルタイムで現実風景に上書きしてくれるわけですね。AR(拡張現実)技術の実用的な使い道としても秀逸でしょう。
おそらく日本語版も公開されると思いますが、TechCrunchで取り上げられています:
■ Word Lens Translates Words Inside of Images. Yes Really. (TechCrunch)
2年半かけて開発されたとのこと。現在は英語<->スペイン語の翻訳が可能なバージョンが$4.99(日本円で600円)で提供されています。アプリ本体のダウンロードは無料で可能で(この状態だと「画像内の文字を逆さまにする」というデモ機能のみが使える)、翻訳機能を追加する際に課金されるという仕組み。デモ機能だけでもなかなか面白いので、体験してみて下さい:
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、このページで実験してみました。ちゃんとバナー広告内の文字と、タイトルの"Hello"が逆さまで表示されています。日本語OCRの機能に大きく左右されてしまうでしょうが、ぜひ日本語版Word Lensも出て欲しい……。
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