昨年末に『今こそ読みたいマクルーハン』という本を出させていただいたのですが、その関連イベントとして、「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」というタイトルでセミナーを開催させていただくことになりました。日時は2月7日(金)19:00からとなります。
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マーシャル・マクルーハンの代表作のひとつである『メディア論』。文字通りメディア論の古典と言える本書は、1964年に発表され、今年で50周年を迎えます。つまり半世紀が経過することになるわけですが、メディアの本質を捉えた本書はいまなお色あせず、最先端の技術を理解する上でも大きく役立つ内容となっています。
例えばマクルーハンは、あらゆるテクノロジーがメディアであると捉え、人間の身体を拡張するものであると捉えました。そして身体を拡張するものである以上、テクノロジーの変化は人間が受信する情報の変化や、思考パターンの変化をもたらすと主張しています。実際に昨年大きな注目を浴びた「3Dプリンター」に対して、それは単なる高度な工作機械というだけでなく、「3Dの物体を通じた意思疎通」という新たなコミュニケーションのあり方を可能にする道具だ、などといった評価もなされています。
このセミナーでは、マクルーハンが『メディア論』の中で主張した理論を振り返った上で、3Dプリンターやウェアラブル・コンピューター、ドローン(無人飛行機)といった最先端テクノロジーの今後をどのように占えるのかを考えたいと思います。
■ 日時: 2014年2月7日(金) 19:00-21:00 (途中休憩をはさむ)
■ 講演者: 小林 啓倫
■ 場所: 株式会社マイナビ 竹橋オフィス 9Fマイナビルーム (以下のURLでアクセス方法をご確認いただけます)
http://www.mynavi.jp/company/map/mynavi-room/top.htm
※参加費は無料です。
本講演に参加をご希望される方は、こちらのフォームからお名前とご連絡先を入力し、【送信】ボタンを押して下さい。
皆さまのご参加、お待ちしております。
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