論より証拠。まずはこの動画をどうぞ:
えっ?えっ?という感じですが、別にCGではなく、流れているのはあくまでも普通の動画です。で、通常のプレーヤーであれば下のスライダーで早送り/巻き戻しを操作するわけですが、このプレーヤー"DimP"では、画像内のモノをドラッグすることで早送り/巻き戻しができるわけですね(ちなみに"DimP"とは、"Direct Manipulation Video Player"「直接操作型ビデオプレーヤー」の略)。
説明付きの長時間版動画を見たい方はこちら:
■ Video Browsing by direct manipulation (YouTube)
このインターフェースを実現している技術もスゴイですが、そもそも「こういう操作ができたら早送り/巻き戻しし易いんじゃないか?」と思いついた発想が素晴らしいですよね。「このクルマがこの位置に来た時の詳細が見たい」などという場合に威力を発揮しそうです。
ちなみに DimP の発想の元となったのは、実は日本の技術だったとのこと:
■ D R A G R I (NTTアドバンステクノロジ株式会社)
うーん、これをあと一歩進めていれば!
ずーっと長い間変わらないインターフェースであっても、あっと驚くようなイノベーションを生み出せる。発想を止めてはいけない、という好例のような事例が"DimP"だと思います。
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