先日お伝えした、"Conversation Gap"という新しいBlogosphere調査手法ですが(参考記事:ブログ調査手法の進化)、それを使ってMicro Persuasionで面白い分析をしていました。
Microsoft Narrows the Web 2.0 Conversation Gap (Micro Persuasion)
"Microsoft"と"Web 2.0"でconversation gapを見た結果がこちら。記事中ではIceRocketを使っていましたので、僕はBlogPulseを使い、さらにGoogleもグラフに追加してみました:
(ちょっと見にくくなってしまいましたが、青線が"Web 2.0"を扱っているがGoogleもMicrosoftも触れられていないブログ数の推移、黄線が"Web 2.0"とMicrosoftを同時に取り上げているブログ、緑線が"Web 2.0"とGoogleを取り上げているブログです。)
ちなみにこちらのリンクで、実際にBlogPulseで検索を走らせることができます:Microsoft vs. Web 2.0 comparing Google
これを見ると、Microsoftが急速にWeb 2.0と関連付けて語られるようになっていることが分かりますね。いまや相関関係はGoogle以上!(ちなみに10月初旬にGoogleとWeb 2.0の相関が上がったのは、例のSunとの提携でGoogle Officeの可能性が取りざたされたからでしょう。)
このままMicrosoftは、Web 2.0と目される企業の仲間入りをするのでしょうか?ちなみにTechCrunchのMichael Arringtonが、Windows Liveを見てこんな感想を漏らしています。
After what I saw today, I despair for many a silicon valley startup. Seriously.
(from TechCrunch "Windows Live - More than an AJAX Desktop")
Web 1.0の巨人が本気でWeb 2.0に取組むとどうなるか。その結末は果たして?
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