今日はこれから「通信自由化20周年記念シンポジウム」に参加してきます。というわけで時間もないので、今朝の日経産業新聞の記事から速報的に:
日本語の文章 意味考え検索--キーウォーカー 情報サイト強化(日経産業新聞2005年12月13日、第2面)
WEB上には記事がアップされていなかったので、補足リンクを貼っておきます:
日本発の自然文検索エンジン、まもなくリリース--キーウォーカーが開発、2006年にはブログ検索サービスも(Internet Watch)
日本語の自然文検索への取り組みというと、gooを擁するNTTレゾナントが思い浮かびますが、ベンチャーレベルでも研究が行われているのですね(当然ですが)。勉強不足で、キーウォーカーと言う会社は初耳でした。
日経産業新聞の記事によれば、
キーウォーカーが開発した検索技術は、入力した文章と合致したサイトだけでなく、人工知能が各単語に関連した意味も考えて関連するサイトを検索する。
(中略)
例えば「赤坂で安くておいしいそば」を探す場合、従来は「赤坂」「安い」「おいしい」「そば」などを入力するが、これだけだとすべてのキーワードが掲載されたページだけがヒットする。
新検索サービスなら、「赤坂で安くておいしいそば」と文章入力すると、「安い」を「手ごろ」「リーズナブル」、「おいしい」を「美味しい」「旨い」「最高」「絶妙」、そばを「蕎麦」などにも解釈して同義の言葉の記述があるサイトも検索できる。
とのこと。正直なところ、これだけ読むと「すごく優秀なシソーラスを持っている検索エンジン」というレベルなのですが、何かプラスアルファがあるのでしょうか。また女性誌のように、「裏ワザ力」「美人鍋」「かわいい値段」(すべてOggi最新号より)といった造語が多用されているサイトもヒットさせることができるのでしょうか?
時間切れになってしまったので、深い分析はまた後で。
コメント