「携帯電話からメールを送ると、本文に記入されたテキストをキーワードとして検索を行い、結果をメールで返してくれる」というサービス。まだ決まった呼び方はありませんが、この「携帯メール検索」とでも言うべき分野に対して参入が続いています:
日本最大級の携帯専用ロボット型検索エンジン『CROOZ!』 検索結果をメールで受け取ることができる「CROOZ!携帯メール検索」を開始!(News2u.net)
モバイル検索サービスを展開するCROOZ!が、12月19日から携帯メール検索サービスを開始するとのこと。つい先日、Googleが同様のサービスを開始したばかりです(関連記事:Googleもメールを利用したモバイル検索サービスをスタート)。ニワンゴに続き、この分野では(僕の知りうる限り)3社目の参入となります。
ちなみに使い方は以下の通り(上記のプレスリリースから転載):
『使い方』
- メール本文に、検索したいキーワードを入力します。なお、ウェブサイト検索、ブログ検索、アプリ検索、電子書籍検索、ニュース検索、ショッピング検 索、着メロ検索、音声♪動画検索、画像検索など、特定のサービスを対象とした検索を行う場合は、メール本文の先頭に「ウェブサイト」「ウ」など特定サービ スの文字を入力し、スペースを空けて検索キーワードを入力します。
- メールを[email protected]に送信します。
- CROOZ!から検索結果のメールが送られます。1つの検索に対し、CROOZ!の検索結果ページへのURLを返信します。
Googleのサービスと同様、キーワードの前に検索メニューを示す1文字を入れることで、さまざまな検索が行える仕組みになっていますね。ほんのちょっとリリースが遅れただけで「一番乗り」を持っていかれるとは、競争の厳しさを感じます。
モバイル検索の操作手法として、今後「携帯メール検索」は一般化して行くのでしょうか?Googleもこの手法を採用したことにより、他社が追従することが予想されます。また「検索結果がメールとして残せる」ことの利便性にユーザーが気づき、さらに携帯メールを検索する仕組みが携帯電話に実装されれば、今後「携帯メール検索」が一気に標準化する可能性もあると思います。
標準化した場合、この手法がより進化することも考えられますね。友達から送られてきたメールをそのまま転送すると、テキストマイニングして「このコートはここで買えます」「この芸能人の最新ニュースはこちら」なんてトピックに応じた情報を返してくれる(当然広告付きで)なんてサービスが現れるかもしれません。
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