2006年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンが始まりました。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンについては、以前のエントリ(「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」雑感)でも書きましたが、東京・ 丸の内で開催されるクラシックコンサートのイベントで、4日間の期間中に200公演近い演奏が行われるというものです。今年はモーツァルト生誕250年ということで、テーマも「モーツァルトと仲間たち」となっています。
モーツァルトで盛り上がっているのは、本場のウィーンも同様のようで、先日の新聞にこんなニュースが載っていました:
■ モーツァルト250 奏でるオーストリア(中) 巡回カラオケ 名曲熱唱(日本経済新聞 2006年5月2日 第1面)
ウィーンでカラオケを積んだカラオケワゴンが登場したとのことですが、面白いのはモーツァルトの歌曲(全12曲)専門とのこと。しかも歌っている映像を録画し、ホームページで数日後に見られる仕掛けになっているそうです。企画したのはオーストリアのアーティストで、今年の夏にはウィーンだけでなくオーストリアやドイツの都市を巡る予定が入っているのだとか。またワゴンを増やし、インターネットを使った世界同時カラオケで合唱を行う夢もあるそうです。
このカラオケワゴン、モーツァルトの歌曲専門という点もユニークですが、ネットを活用している点やWeb 2.0的なコラボレーションの発想が入っている点も興味深いですね。ワゴンを増やして日本にも巡回を、というとちょっと大変そうなので、できれば日本語のWEBサイトを作ってもらって、そこから各地で行われるカラオケ合唱に参加する・・・なんてことが実現したら面白いと思うのですが。
今日はこれからラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのプログラムの1つ「0才からのコンサート」に娘を連れて行ってきます。また6日にも4つほど公演を観てくる予定。その様子はまた後ほど。
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