もう1つ速報的に・・・といっても今朝気づいた記事をそのままにして外出していたので、既にネット上で話題になっているのかもしれませんが。何かと話題の YouTube に、小さな、しかし重要な機能が追加されたとのこと。その名も"Quick Capture"と言って、PCにセットされた webcam から直接 YouTube に映像をアップロードできる機能だそうです:
■ YouTube allows users to record directly to site (ars technica)
以下が実際に"Quick Capture"機能にアクセスしたところ。画面右側に、webcam から取り込んだ映像が表示されるようになっています:
機能としてはそれだけなのですが、上記の記事では「YouTube をさらに大きくするもの」として絶賛しています。その理由はというと:
Based on anecdotal experience, many people I know who upload (or want to upload) videos to YouTube at least consider the recording and encoding process to require the most effort and be the most time-consuming steps. Quick Capture eliminates these steps altogether, allowing users to freely express themselves to the web without concerning themselves with video formats or codecs.
(経験的に言って、YouTube にビデオを投稿する人(あるいはしたい人)が「最も時間のかかるステップ」と考えているのがレコーディング/エンコーディング作業だ。クイックキャプチャーによってそうした手間が省かれるので、ユーザーはフォーマットやコーデックを気にすることなく、自由にWEB上で自分自身を表現できるようになるだろう。)
とのこと。確かに、アップロードまでの手間を削減することによって、さらに投稿されるビデオは増えるに違いありません。最近はビデオ共有サイトも多種多様なものが現れて、日本にも競合サイトが珍しくなくなりましたが、今後は「ユーザーがアップロードしやすい(ゆえにより多くの投稿が集まる)」という点に力を入れたサイトが勢力を拡大するのかもしれませんね。あるいは、ちょっと穿った見方をすれば、「Google から違法コンテンツの削除を徹底しろと命令された YouTube が、コンテンツの目減りを防ぐために、著作権問題のないユーザー独自のコンテンツをアップロードしやすくなる機能に力を入れ始めたのだ」と解釈できるのかも・・・
いずれにしても、この機能がどう影響するか、注目する必要がありそうです。
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