わけの分からないタイトルになってしまいましたが、ニュージーランド航空(Air New Zealand)のサイトにある、ちょっと楽しいインターフェース(via information aesthetics)。百聞は一見にしかず、ということで、実際に体験されてみた方が早いかもしれません:
■ Air New Zealand - How far can I go?
操作はこんな感じ:
- アクセスすると、まずニュージーランドの地図が表示されます。
- "Select Origin"というプルダウンから、オークランド/クライストチャーチ/ダニーデン/ハミルトン/ウェリントンのいずれかの都市を出発地に選びます。
- 次の画面に移り、右横にスライダーが表示されます。これは予算を示していて、下がれば下がるほど、予算が大きくなります($0から$8,000まで)。
- スライダーをすべらすと、それに応じて行ける都市までの「線」が表示されます。
- 到達可能な目的地をクリックすると、詳細データが表示されます。また到達可能な目的地の一覧が画面左に。
上図はクライストチャーチを出発点に、$500の位置にスライダーを置いたところのスクリーンショット。スライダーを動かすとスルスルッと線が延びていく動きが面白いです。
まあ全部テキストでやっても(ex.入力項目に必要事項を入れて「実行」を押す)同じ情報は得られるのですが、旅行という感情的な体験に関連する分野では、こんな遊び心があると嬉しくなりますよね。ついつい面白くてスライダーを動かしてしまう自分がいるのですが、普通のサイトだったら必要な作業だけ行って、サッと帰ってしまうでしょう。こんな風にユーザーを乗せてインタラクションを促す工夫、見習いたいところです。
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