このブログでも何度かやった睡眠ネタですが(「8時間寝なくてもいい」とか「眠る方法」とか「早起きする方法」とか)、ついに「寝る方がいい/寝なくてもいい」論争に決着(?)がついたようです。結論は……寝なくても寝過ぎでも健康に悪い:
■ Lack Of Sleep Doubles Risk Of Death, But So Can Too Much Sleep (ScienceDaily)
British Sleep Society が10,308人の公務員を対象に行った調査について。それによると、寝不足の場合でも、寝過ぎの場合でも、死亡する確率が2倍になったそうです。ちなみに年齢、性別、酒やタバコの摂取などなど他に影響を及ぼしうる要因を除外しての結果ということですので、「徹夜するとタバコが多くなるからじゃない?」「寝過ぎると運動不足になるからじゃない?」といったことはなさそう(あくまでもこの調査が正しかったとして、の話ですが)。
じゃあ適切な睡眠時間は何時間なの、という重要なポイントですが、この調査が最適であるとしているのは「1日7時間」。これを下回ったグループは心臓血管疾患系で死亡する確率が、上回ったグループは心臓血管疾患以外の原因で死亡する確率が2倍になったとのこと。寝不足と寝過ぎで死亡の要因が変化するのが興味深いですね。自分の睡眠状況を見極めて、それに応じた健康対策を実施しなければならない、ということか。
ということで、これから年末にかけていろいろ忙しくなりますが、なるべく健康的な生活パターンを維持しましょうということで。あと3ヶ月、頑張りましょー!
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