Digg で話題になっていた記事。まだちょっと眠るのには早い時間ですが、最近眠れないという方、今晩あたり試してみては?
■ 9 Little Known Ways To Sleep So It Counts (Ririan Project)
「眠るためのあまり知られていない9つの方法」という記事早速その9つとはどんなものかと言うと:
1. 悩み事や不安について考えない
夜の間、不安はより大きく感じられる。「悩み事を書き出し、それに対する解決策を考えて書いてしまう」、「明日の To Do リストを作ってしまう」などの行為を眠る前にしておくと、悩まずに眠ることができる。
2. 深呼吸する
あくびの多い人は、脳内に酸素が足りていないのだと言う研究者もいる。大きく腹式で深呼吸することによって、緊張感も緩み、あくびも出なくなる。
3. 電気を消す
電気がついていると、脳が警戒状態になってしまう。また早朝の日差しにも注意しよう。
4. 時計を隠す
時間が分かると、それに意識が向いてしまい、ストレスや不安を感じてしまう。現代人には難しいことだが、思い切って時計を見えないようにしてしまおう。
5. 「20分ルール」を守る
横になって20分間で眠れなかったら、起きて本を読んだり、音楽を聴いたりしてしまおう。「眠れない」という不安が不眠症の一因となる。
6. 羊を数えよう
原文では"Do some visualization (視覚化しよう)"となっていますが、要は何かエンドレスに続くことを頭の中でイメージして、それに没頭しようという話。1.と同じで「不安なことについて考えてしまう」のが一番悪いので、気をそらすために何かをイメージ(無限に続く階段を下りるとか)しましょうということ。
7. 七面鳥を食べよう
日本人には難しそうですが……七面鳥の肉にはアミノ酸の1つ「トリプトファン」が含まれていて、これが眠気をもたらすセロトニンという神経伝達物質の成分となるのだそうです。さすがに冷蔵庫にターキーサンドを用意しておくことは不可能なので、トリプトファンが豊富に含まれる乳製品を備えておくと良いでしょう。「寝る前に牛乳を」ってやつですね。
8. 寝室の模様替えをしよう
「眠りに優しい部屋」にするために……
- 空気の流れを良くしよう
- 温度が一定になるようにしよう
- 静寂が保たれるようにしよう
- 睡眠に適した布団や枕を選ぼう
- 家電製品の主電源ランプなど、細かい光が漏れないようにしよう
9. 太陽のサイクルに合わせよう
陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされる。毎日30分は外で歩くか、窓際にいるなどして、光を浴びるようにしよう。
……ということで、結局は「眠るときはくよくよ悩むな」ということですかね。
確かに暗い状態では、普段悩まないようなことまで不安になってしまうように思います。1.で紹介されていた「不安と解決策をセットで書き出す」「To Do リストを書いておく」という手段は、意外と有効かもしれません。ただ解決策を考え出すと切りがないので、例えば「10分間だけ!」のように時間を決めて、その間に思いついた案をとりあえずの策として書いておくようにすると良いかも。
もしかしたら日本人が「絵馬」などの形で不安を書き出すというのも、「書いて形にする」ことで不安を軽減しようという狙いがあるのかもしれません。なら寝る前に不安なことを全て書き出してしまう「安眠ブログ」なんてのもアリかも……いや、逆に見せられた方がイヤになって眠れなくなってしまうかもしれませんが。
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