「ブログと広告」

10月18日（木）にアジャイルメディア・ネットワークのイベント「ブログと広告」が行われるとのことで、早速申し込みしました：

■ AMNブログイベント第六弾は『ブログと広告』がテーマです （AMNブログ）

今朝も「キモチスイッチ」のソーシャルバナー広告についてエントリを書いたばかりですが、Polar Bear Blog にAMNさんを始めとした広告を載せるようになったことで、個人的にも「ブログと広告」というのは無視できないテーマになっています。

基本的に、ブログを書くことによって何らかの報酬を得る、ということには反対ではありません。書く時間だってバカにならないし、有料サービスを使っていればカネもかかるし。またお金というインセンティブがあることによって、これまでなら表に出ることのなかったナレッジがブログに書き込まれる、という効果も期待できるでしょう。しかし問題はその方法ですよね。

1. コンテンツ連動型広告を置く
   
2. バナー広告を置く
3. アフィリエイトする
   
4. 対価を得て記事を書く
5. 雇われて記事を書く（要は社員なのに一般ブロガーのフリをする）

てな手段があるとして、パッと見うしろに行けば行くほどグレーになっていくように思われるわけですが、

1. コンテンツ連動型広告を置きまくって、ブログだか広告だか分かんないようなページをつくる
2. バナー広告を継続して置いてもらえるように、広告主に批判的な記事を封印する
   
3. アフィリエイトで紹介した商品が買われるように、使ってもないのに良いことばかり書く
4. 対価を得て記事を書いていることを宣言したうえで、本音を語る
   
5. 社員であることを宣言したうえで、本音を語る（要は企業ブログ）

のように、やり方次第でどの手段も良く/悪くなってしまうわけで。また「広告」と呼ばれる類のものは一切受け付けない、という方もいらっしゃるでしょう。従ってどの手段を採用するのかしないのかという議論よりも、読者から信頼や共感を得て、それを裏切らないようにする――そのために何をすべきかを考える、という方向になっていくのかなと思います。それが難しいんですが。

ともあれ、18日夜は汐留に行ってきますので、参加される方はどうぞよろしくお願いします。